「子ども間のトラブル」はママ友との関係にも影響大。ママ友関係のもろさを考える【著者に聞く】





一人息子のけんとを保育園に通わせていた頃、けんとママはお迎え時間がよく一緒になるしょうくんママとのおしゃべりを楽しみにしていました。



しかしある時を境に、ぱったりとしょうくん&しょうくんママに会えなくなります。


久しぶりに会ったしょうくんは、明らかにけんとを避けている様子。実はその頃、お友だちに手が出るようになっていたけんとが、しょうくんに意地悪をしたり、叩いたりしていたのです。
一方、しょうくんママもそのことで悩んでいました。
しょうくんが頑張って登園しても…




けんとに意地悪をされている様子を見てしまうと、穏やかではいられないしょうくんママ。けんとママにも怒りを覚えてしまいます。
そしてあるとき、ついにけんとがしょうくんにケガをさせてしまう事件があり…




「子どものしたこと」と言ってくれたものの、しょうくんママとは元のような仲に戻ることはありませんでした。けんとママ自身も、しょうくんとしょうくんママに辛い思いをさせてしまったことを悔い、それ以来ママ友との関係には距離をおくことを決めたのでした。
子ども間のトラブルがママ友関係にも影響するエピソードを描いた本作。著者のあさのさんに、けんとママについて話を伺いました。
どんなに気があう間柄でも。ママ友関係は子ども同士の良好な関係があってこそ

── 子どものトラブルを機に、けんとママがしょうくんママと疎遠になっていく姿に胸が痛みました。ママ友関係において「子ども同士のトラブル」は、やはり決定的なものだと思われますか?
あさのさん:決定的だと思います。どれだけ親同士の気があっても、子どもが嫌がれば非常に残念ですがそれまでだと考えています。子ども同士が仲直りした場合のみ修復可能だと思います。



── 「なぜけんとが乱暴をするようになったのか」と息子の気持ちがわからず悩むけんとママ。あさのさんにもこのようなご経験があったのでしょうか。
あさのさん:あります。私の子どもの場合、乱暴というより、外で何も話さずやられっぱなしといった方向で、気持ちがわからなかったのですが…。今は子どもと私は別の人間なので、わからないこともあるよなぁと感情移入しすぎず、見守っています。(もちろん外の機関に色々相談した上です)
* * *
子ども同士のトラブルとはいえ、自分の子どもが傷つけられている様子を見るのは辛いもの。受け入れられず、ママ友関係に変化が現れるのも仕方がないことです。仲が良かったことで、より複雑な感情を抱くことになったけんとママとしょうくんママ。2人の関係の変化をあなたはどう感じましたか。
文=K.Kunitake
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