入浴のスペシャリスト直伝! 夏の疲れ解消のカギは入浴にあり

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入浴のスペシャリストが教える!夏バテ解消のカギは入浴にあり

夏の暑さもようやく落ち着くころですが、疲れが取れない、食欲がない…という人も多いのではないでしょうか。そんなつらい夏の疲れからくる症状をやわらげてくれるもの。それは入浴です! なぜ夏の疲れを解消するのに入浴がおすすめなのか、その仕組みを入浴研究のスペシャリスト・早坂信哉先生に聞いてきました。

【表で確認】夏の疲れを解消する入浴法の基本とは?
早坂信哉先生

教えてくれたのは
▷早坂信哉先生
温泉療法専門医。医学博士。東京都市大学教授。7万人以上の入浴習慣を医学的に調査してきた入浴研究のスペシャリスト。多くのメディアで入浴の健康効果を提唱している。著書に『入浴 それは、世界一簡単な健康習慣』(アスコム)など。

入浴法を少し変えるだけで疲れをため込まない体に!

夏バテは体と脳の疲れ
夏にはけん怠感や食欲不振、やる気の低下などに悩まされる人が多くいます。そもそも、ふだんの疲れと夏バテには、どんな違いがあるのでしょうか。

「体内に老廃物がたまったり、栄養素や酸素が行き渡らず、代謝が低下したりすることで、だるさや重さ、不快感を覚える状態を〝疲労〞といいます。こういった身体的な疲労のほかに、〝脳〞の疲労も加わるのが夏バテの特徴です」とは、温泉療法専門医の早坂信哉先生。

「人間には、体温を一定に保とうとする機能が備わっていて、脳の視床下部が全身に指令を出すことで調節しています。夏は屋外と室内の温度差が激しいため、視床下部がフル稼働するほか、自律神経にも負荷がかかり、結果的に脳が疲れてしまうのです。入浴の温熱作用には、血行を促進して身体的な疲れを解消するほか、脳への血流をよくしたり、自律神経に直接働きかけることで脳の疲れも解消する効果が期待できます」

夏特有の疲れにも効果が期待できる入浴習慣。ほんの少し入浴方法を見直すだけなので、ぜひお試しを!

大量の汗をかく人は夏の入浴法を試して


入浴が夏バテの緩和に役立つ仕組み
血流改善で疲れの原因物質を排出しエネルギー生成を助ける!
血流がよくなると、体にたまった老廃物(疲れのもと)は、血液によってスムーズに肝臓へと運ばれ、無毒化されて腎臓から体外へ排出されます。さらに、栄養素や酸素も体の隅々へと運ばれるため、エネルギー代謝が促進されて疲れが解消されやすくなるのです。

入浴で夏バテが解消される仕組み


まずはココから夏バテ解消入浴法

大量の汗をかく人は夏の入浴法を試して
基本は、40℃のお湯に10分間、肩までつかること。安静時に働く副交感神経を高め、熱中症のリスクを抑えつつ温熱効果を得られます。夏場の湯上がりに大量の汗をかく人は、体温が上がり過ぎている可能性が。その場合は湯温を38℃にし、20分を目安につかりましょう(※10分ずつ2回に分けてもOK)。

夏バテ解消入浴法の基本


* * *

屋外と室内の激しい温度差に対応しようとする〝脳〞の疲労が、夏バテの原因のひとつとは、目からうろこ! 入浴習慣を見直して、夏のたまった疲れをすっきり洗い流しましょう。

イラスト/イラカアヅコ 編集協力/オフィス・エール

文=高梨奈々

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<レタスクラブ2026年9月号より>




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▼『レタスクラブ ’26 9月号』は「夏の疲れ解消ごはん」特集!▼

暑さや食欲不振、冷えなど、あらゆる夏の疲れを解消すべく、栄養満点のレシピを藤井恵さん、榎本美沙さん、香取薫さんの3名の料理家にたっぷり教わりました。また、料理家がリアルに作る疲労回復ごはんもお見逃しなく!/鉄分たっぷり「かつおのおかず」/体の中から整えてやせる&美肌になる「美腸栄養スープ」/かわいい&簡単な「ヨーグルトスイーツ」/【とじ込み付録】「かさ増しマジックレシピ」&「トマトのおかずBOOK」/【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「月~金×4週分の晩ごはん 9月の平日ラク献立カレンダー」/【大人気連載】オトナのNEWSは加藤シゲアキさん登場!/コミックエッセイも多数!レタスクラブ9月号をぜひお楽しみください。



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