家族を守る“食の備え”とは?震災で3日間食料が届かなかった経験から学ぶこと

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使用期限をチェック!カセットコンロやガスボンベは定期的に確認を【在宅避難のリアル】

「避難所で食べものが配られたのは、被災から3日後でした」。そう話すのは、東日本大震災で避難所生活を経験した“しほママ”こと柳原志保さん。多くの人が「避難所に行けばすぐ食べものがもらえる」と思いがちですが、実際には支援が届くまで時間がかかることもあります。今回は、“食べる”ことに焦点を当てて、非常時にどんな備えが必要なのか、具体的に紹介します。

【画像で見る】調理用ポリ袋があればご飯もおかずも同じ鍋で一度に調理できる!
しほママ

教えてくれたのは▷"しほママ"こと 柳原志保さん
防災クリエイター。東日本大震災で避難所生活を送る。熊本に移住し「歌う防災士」の愛称で始動後、平成28年熊本地震や熊本豪雨で在宅避難を経験。その経験をもとに、”家庭でできる防災”講演や、防災グッズの開発に携わっている。

【在宅避難の困り事】調理ができない

カセットコンロがあれば、汁物やご飯など温かい食事を作れます。停電やガス停止に備えて準備を。カセットコンロやガスボンベは使用期限があるので、定期的に確認しましょう。

必要な備え

□カセットコンロ(製造後10年以内)
□ガスボンベ(製造後7年以内)
□調理用ポリ袋
□鍋

調理用ポリ袋で同時調理

調理用ポリ袋で同時調理

川などの水でも加熱できる
調理用ポリ袋を使えば、ご飯もおかずも同じ鍋で一度に調理可能。袋が鍋底に触れて溶けるのを防ぐため、耐熱皿を敷きましょう。

ご飯は鍋やフライパンで炊く

ご飯は鍋やフライパンで炊く

炊飯器がなくても大丈夫
家族分のご飯なら鍋炊きが便利。無洗米以外でも、とがなくてOK。米1合に対して水200ml(もしくは米と同量)を目安に入れ、30分浸水させてから炊きます。

食材をムダにしない停電対策

保冷剤などを冷蔵庫のいちばん上に移動する

保冷剤などを冷蔵庫のいちばん上に移動する
凍らせた保冷剤やペットボトルなど、溶けてもOKなものを冷蔵庫のいちばん上へ移動。冷気は上から下へ流れるので、冷蔵庫内を効率よく冷やせます。

冷蔵庫のあけ閉めは最小限に
あけ閉めしなければ、庫内はしばらく冷えた状態を保てます。停電したら庫内の写真をパシャリ。食材を探す時間を短縮でき、冷気を逃がしにくくなります。

クーラーボックスに食材を移さない
保冷力は冷蔵庫のほうが強いため、停電しても慌てて移す必要はありません。クーラーボックスは、避難所へ食べ物を持ち運ぶときなどに使って。

しほママVOICE:食材はローリングストック&冷凍備蓄で備えています!

「食べたら買い足す『ローリングストック』は、消費期限が見えるように裏返して収納し、食べそびれを防止。また、パンやカット野菜など自然解凍で食べられるものを『冷凍備蓄』しておくと、いざというときも安心です」

消費期限が見えるよう裏返して保管

消費期限が見えるよう裏返して保管

自然解凍で食べられるものを冷凍備蓄

自然解凍で食べられるものを冷凍備蓄

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お弁当用の冷凍食品は、自然解凍で食べられるものが多いので、非常時の備えにもなることが分かりました!

イラスト/しゅんぶん 編集協力/及川愛子

文=徳永陽子

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