合体したデジタル数字を3つに分解!論理的思考を鍛えよう 算数脳(11)【連載】
AI化が進むなかで、論理的思考を身につけておくことはとても大切。社会人の素養としても必須の数学的思考を育てるパズルで、「できる脳」を育てましょう。単なる知識を超え、論理的思考力と柔軟な発想力を鍛えるパズルに、ぜひ挑戦してみてください!
※この記事は『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』(松永暢史・星野孝博/KADOKAWA)からの抜粋です。
計算機や腕時計でよく見かけるデジタル数字を使った問題です。

上のデジタル数字をつなげて、下の絵を作ってください。「3つの数」をつなげてできる答えは3つあります。数字ですべて答えてください。
【つなげるときのルール】
● 数字の向きを変えてはいけません。
● 数字の線を重ねてはいけません。
● 同じ数字を何度でも使えます。

☆8で考えてみると1 3でできるので13 と答えます。
注意:1 3 3 3 は「4つの数」になるので、答えではありません。
(スクロールすると答えがあらわれます)
【答え】

解説
これは、「分析型発想術」の問題です。
適当に数字を並べるうちに、何か気づいたことはありませんか?
なんとなく並べて、できる人もいるかと思いますが、もし答えの数がわからない問題だったらどうでしょう。レベルはグンと上がります。
こうした問題では、気づいたことを箇条書(かじょうがき)にして合わせることで、むだなく考えることができます。たとえば、
■ 一番右側と左側のタテ線を作るためには、それぞれに使える数字が限られる。
■ ヨコ線が3本ない数字0、4、7は使えない。
■ 1を使うと、数字3個では作れない。
■ 右に8がくると、つながる数字がない。
などです。この4つの条件を合わせると、一番右には3か9、一番左には6か8しかこないことがわかります。つまり、6〇3、6〇9、8〇3、8〇9の4通りに答えがあるか確認すればよいわけです。
難問に取り組むときや、社会に出て答えがあるかどうかわからない問題に挑(いど)むときに、この考え方はとても役に立ちます。算数の文章問題などで、気づいたことを書き出し、まとめる練習をおこなうと、この力を伸ばすことができます。
Information
『頭のいい小学生が解いている算数脳がグンと伸びるパズル』
これからの受験を乗り切るためには、論理的思考ができる数学能力が大切。単なる知識を超えた、論理的思考力と柔軟な発想力を育てるには、パズルが効果的です。大人にも挑戦しがいのあるパズルを全101問取り揃えました。
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著者:松永暢史(まつなが・のぶふみ)
1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。教育環境コンサルタント。教育や学習の悩みに応えるV-net主宰。「受験のプロ」として音読法や作文法、サイコロ学習法などを開発し、執筆や講演などで活躍。『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』『ガミガミ言わずに子どもを勉強させる方法』など著書多数。
星野孝博(ほしの・たかひろ)
1970年、愛知県出身。東京理科大数学科卒業。日本パズル協会代表理事。日本で唯一、教育的メカニカルパズルを専門に扱う(株)クロノス代表取締役。パズル制作のほか、パズルショップやクロノスパズル教室の運営を行う傍ら、Eテレアニメ『ファイ・ブレイン~紙のパズル~』の監修などにも携わるなど幅広く活躍。
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