【クイズ】「アディダス」と「プーマ」の創業者の関係は? 頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学(62)

「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」…というような学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を集めました!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう「おもしろ知識」「生活の知恵」が盛りだくさんの『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から、第62回目をお送りします。
◇ ◇ ◇
兄弟げんかの末に生まれたアディダスとプーマ
「アディダス」と「プーマ」といえば、世界を代表するスポーツ用品・ウエアメーカーとして、その名を知らない人はいないほどの有名企業である。しかし、この二つの会社の創業者が、実の兄弟であることを知っているだろうか。
のちに両社の創業者となる兄ルドルフ、弟アドルフのダスラー兄弟が、ドイツ・バイエルン州北部の小さな町、ヘルツォーゲンアウラッハで靴製造会社のダスラー兄弟商社を創業したのは、1920年のこと。ルドルフが販売、アドルフが製造を受け持ち、兄弟の性格が正反対だったこともプラスに働き、会社は繁盛した。
しかし、事業が軌道(きどう)に乗り出すと、その正反対の性格からしばしばぶつかるようになり、48年には兄弟げんかをきっかけに会社を解消してしまう。
アウラッハ川をはさんで、弟は自分の名前と姓を組み合わせた「アディダス」を設立。
兄も同様に「ルーダ」を設立したが、のちにより軽快な印象の「プーマ」という社名で、会社を設立することになった。
これ以来、長きにわたって激しい競争を繰り広げ、反目してきた両社だが、2009年9月に約60年ぶりの和解を果たした。
その舞台は両社の本社があり、かつてルドルフとアドルフがダスラー兄弟商会を築いたヘルツォーゲンアウラッハ。両社の社長と社員が握手を交わし、サッカーの親善試合が行なわれたという。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
Information
頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学
子どもに今すぐ話したい、なるほど「知識」が満載!
子どもを持つ親たちに、そして、おじいちゃんやおばあちゃんにもぜひ読んでほしい「教養系雑学」。本書は読んで面白い雑学を「教科別」にわかりやすく収録。
本書で知った雑学を、子どもや孫との会話における「隠しネタ」にしてみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、その話を聞いた子自身の「好奇心」をも刺激するはずです!
▼単行本情報はこちらから
監修:多湖 輝
1926年、スマトラ島生まれ。東京大学文学哲学科卒(心理学専攻)、同大学院修了。千葉大学名誉教授。東京未来大学名誉学長。幼児教育から高齢者問題まで、多岐にわたる研究活動を行なうかたわら、各種執筆はもちろん、テレビ出演やゲームソフトの監修など、幅広い分野で活躍。2006年、瑞宝中綬章受勲。2016年に逝去した後も、その柔軟な考え方は、いまだ高い支持を得ている。
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「ギフティ「オリジナルカタログギフト」」
ユニークなコンセプトで商品をセレクト! 特別感のあるカタログギフト
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細