光源氏も使っていた!? 日本人が愛してやまない“隠れ家”の魅力

“隠れ家”と聞いて、どのようなイメージを浮かべますか?
路地裏の名店や人里離れた一軒家など、それぞれ思い描く場所があると思います。
今回は人々の心を魅了してやまない、隠れ家の魅力について紹介しましょう。
日本で初めて“隠れた”のは太陽の神?
3月18日放送の「新説! 所JAPAN」(フジテレビ系)では、なぜ日本人が隠れ家に惹かれるのか徹底調査。
さっそく隠れ家を売りにした飲食店に取材交渉を行なったものの、“隠れ家”だけあって取材NGの返答が相次ぎます。
そんななか条件つきで許可が下りた店舗に向かうと、平日にも関わらず店内は満席。
来店客は“出会い”を求めている人が多く、「多種多様な客とのコミュニケーション」「会社・地元以外での友人作り」が目的でした。
ところで日本には、いつ頃から隠れ家があったのでしょうか。
歴史学者の磯田道史先生によると、日本史上最初に“隠れた”のは太陽の神・天照大御神。
弟・須佐之男命の乱暴狼藉に腹を立てた天照大御神が天岩戸に隠れたため、世の中が真っ暗になったとされています。
なお“隠れ家”という言葉は「源氏物語」にも使われていて、光源氏が夕顔と一夜を過ごすため「人来まじき隠れ家求めたるなり」という一文が。
磯田先生は“人に見られない自分だけの空間”として庵や茶室を挙げ、日本人は職場でも日常空間でもない「第3の場を持ちたい人たちなのかも」と推測。
そこで所ジョージさんのガレージ「世田谷ベース」を例に出し、「職場でも家庭でもない、もうひとつの趣味の場。(所さんは)日本的個の自由を謳歌している人のトップ」と称賛しました。
番組では「都道府県別『隠れ家』軒数ランキング」を紹介し、227軒で47位となった島根県で現地調査。
取材に応じた「美保館」は国の登録有形文化財に指定された明治38年着工の旅館で、木造の回廊など古き良き情緒があちこちに。
著名人にも隠れ宿として親しまれ、初代総理大臣の伊藤博文やノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹の一筆も残されています。
「隠れ家」という魅力的な題材に、ネット上では「ウチの子は押入れを秘密基地にしてるから将来隠れ家を持ちそう」「私も行きつけの隠れ家的なバーがあって、ほかの店に比べて精神的に落ち着きます」「隠れ宿行ってみたいなぁ。観光もいいけど隠れ宿に泊まること自体が目的でも楽しいよね」といった声が相次ぎました。
“評価の高い隠れ宿”第1位に輝いたのは?

旅行予約サービス「楽天トラベル」では、“隠れ家”や“隠れ宿”といったキーワードが含まれる宿を対象とした「2018年 評価の高い隠れ宿ランキング」を発表。
クチコミの総合評価から、1位には飛騨の絶景が一望できる「下呂温泉 今宵天空に遊ぶ しょうげつ」が輝きました。
豊かな自然に囲まれた見晴らしの良い旅館で、喧噪から離れ落ち着いた雰囲気が隠れ宿の名にぴったりですね。
2位に選ばれたのは、開放的なバルコニーから駿河湾が見渡せる「熱海俱楽部 迎賓館」。
標高約300メートルに位置していて、全客室半露天風呂つきのプライベート空間で温泉が堪能できます。
3位には露天風呂の前に広がる伊勢志摩・英虞湾の眺望を楽しめる、「檜扇荘」がランクインしました。
お好みの隠れ家を見つけて、ゆったり流れる時間を過ごしてはいかがでしょうか。
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