「チラリズム」はあの大女優が生んだ言葉/「後の祭り」の祭りとは祇園祭のこと 大人の最強雑学1500(17)
「チラリズム」はあの大女優が生んだ言葉
ちらっと見せることを「チラリズム」という。
その生みの親は意外な人物である。

井上章一氏らによる編著『性的なことば』(講談社)などによると、チラリズムという言葉を初めて使ったのは、女優の浅香光代さん。1950年代に自伝『女剣劇』で、裸体を見せるストリップに対抗し、「チラリチラリのチラリズムでニッポン的なお色気で……」と書いたのが始まりだという。
「後の祭り」の祭りとは祇園祭のこと
手遅れなことを「後の祭り」という。ここでいう「祭り」とは、京都で毎年7月、1か月にわたって行なわれる祇園祭(ぎおんまつり)のこと。869(貞観11)年に、流行した疫病の退散を祈ったのがその起源だという。

祇園祭のハイライトは、山と鉾が練り歩く山鉾(やまぼこ)巡行。八坂神社の神輿渡(みこしとぎょ)御の日に合わせて2回行なわれ、7月17日が前祭、24日が後祭だ。このうち、一番の見物といわれるのは、豪華絢爛な山鉾が数多く練り歩く前祭。一方の後祭は、山鉾が少なく規模も小さい。
「後の祭り」とは、前祭を見逃してしまい、後祭にやってきた人がガッカリして発した言葉。
それがいつしか「タイミングを逃して取り返しがつかないこと」を意味するようになった。
著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)
Information
『大人の最強雑学1500』
▼『大人の最強雑学1500』amazon▼
▼『大人の最強雑学1500』楽天ブックス▼
▼『大人の最強雑学1500』楽天ブックス電子▼
あなたの博識レベルを上げる!?無敵のウンチクバイブル。
文系理系だけじゃくくれない教養がここにある。
思わず誰かに教えたくなるネタを、テーマ別で一挙収録!
▼Kindle版で読む
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「ギフティ「オリジナルカタログギフト」」
ユニークなコンセプトで商品をセレクト! 特別感のあるカタログギフト
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細