20~40代の約80%が悩まされているという症状とは?
「最近寝つきが悪くなったかも? 何となくやる気も出ない…。」といったような症状ありませんか?
20~40代の約80%が悩まされているといわれているこの症状、実は“かくれ不眠”なのかも!不眠症ではないけれど、睡眠に悩みや不満を抱えていて、日常生活に影響が出る状態です。
「うまく寝つけない、眠りが浅くて途中で目が覚める、などが主な症状です。眠れるときもあるので即専門的な治療が必要なわけではありませんが、日中眠い、やる気が出ないなど日常生活に支障が出てきます」とは、杏林大学医学部精神神経科教授の古賀良彦先生。
不眠が続くとイライラしたり、うつ病を発症するリスクも高まるなど、精神状態とも密接な関係にあるそうです。
具体的な緩和方法としておすすめなのが、心と体の緊張をほぐす軽いストレッチや深い呼吸。また、寝室環境を見直すこともポイント。
さらに、かくれ不眠の大きな特徴は、睡眠障害を自覚していながら、それを苦にしていない人が多いこと。
古賀先生いわく「睡眠が足りていなくても『自分は寝なくても大丈夫だから』と思い込み、対処しない人が多いですね。中には睡眠時間が短くても、『睡眠の質がいいから』という人もいますが、睡眠は質のよしあしにかかわらず、一定の量が必要。体を正常に保つために重要なのは、続けて7時間は睡眠を取ることです。睡眠の質、量をカバーするためにも、日付けが変わる前には床につくことを習慣にしましょう」。
それでもうまくいかない人は、市販の睡眠改善薬を取り入れるのも手。睡眠障害が頻繁に、かつ1カ月以上続くようなら、医師に相談しましょう。【レタスクラブ】
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Information
教えてくれたのは、古賀良彦先生
(プロフィール)杏林大学医学部精神神経科教授。慶応義塾大学卒。専門は精神医学全般。精神生理学のほか、アロマテラピーや食品の抗加齢、抗ストレス効果の研究を行なっている。
レタスクラブネットでもかくれ不眠について詳しく解説中です。かくれ不眠チェックシートも掲載しているのでぜひ参考に!
(プロフィール)杏林大学医学部精神神経科教授。慶応義塾大学卒。専門は精神医学全般。精神生理学のほか、アロマテラピーや食品の抗加齢、抗ストレス効果の研究を行なっている。
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