厳選した道具や収納グッズで「たくさん」でもすっきりキッチン

#くらし   
6年前にリフォームしたキッチン。中央には大きな作業台、壁際には冷蔵庫が2台あり、大人数でも作業しやすい回遊型になっています。


ものが多くて、ゴチャつきがちなキッチン。どうすればすっきり片づくのか、各分野の3賢人のキッチンを拝見してその秘訣を紹介します。フードコーディネイターとしても活躍の料理の賢人・牛尾理恵さんは、仕事で料理撮影するとき、3~4人のスタッフとともにキッチンで作業するため、「初めて手伝いに来てくれた人でも、何がどこにあるか見ればわかるように、棚や引き出しごとにカテゴリー分けけしてあるので、使い終わったあとも戻す場所が分からないということはありません」というキッチンです。

食器は同じ作家のものなどテイストを揃える


食器は同じ作家のものなどテイストを揃え、下から使用頻度の高い順に収納しています。


「撮影用の食器はスタイリストさんが揃えてくれるので、うちにあるのはふだん使いのものばかり。好きな陶芸作家の器が多く、色目が多少違っていてもテイストが同じなので、いい感じにまとまっています」。下から使用頻度の高い順に収納。

ペーパーナプキンは保存袋で立てて収納


たくさんある撮影用のペーパーナプキンは、中が見える同サイズの保存袋に移し替え、引き出しに立てて収納。


たくさんある撮影用のペーパーナプキンは、中が見える同サイズの保存袋に移し替え、引き出しに立てて収納。「包装紙ごと入れるよりタイトに納まるし、出し入れもファスナーつき保存袋のほうがラクチン。立てて置くと絵柄が横から分かり、探す手間も省けます」。

立体的な小物もクリアファイルで立てて収納


立体的な小物も、ファスナーつき保存袋に入れたり、クリアファイルを適当な大きさに切ったものにはさんでから保存袋に入れて、立てて収納します。


「クリスマス用のデコレーションなど立体的な小物も、ファスナーつき保存袋に入れたり、クリアファイルを適当な大きさに切ったものにはさんでから保存袋に入れて、立てて収納します。ペーパーナプキンとサイズを同じにして一緒の引き出しに。すっきり納まります」。

密閉容器はなるべく「定番」品で、重ねられるものを選ぶ


密閉容器はなるべく「定番」品で、重ねられるものを選びます。


かさばってスペースを取りがちな密閉容器ですが、牛尾さん所有数はこれだけ。「同ブランドのものなら大きさ別にスタッキングできるので、収納場所にも困らないし、これのふたはどこ?と探す手間もありません。少数精鋭でフル活用しています」。

深さ違いのフライパンや鍋は、直径サイズを揃えてふたは1つに


フライパンは、直径を揃えて重ねて収納。直径が同じだからふたは1枚でOK。結果、省スペースに!


さすが料理家、フライパンは浅めから深めまで計9つもありますが、シンク下の引き出し1段に納まっています。「どれも直径を24cmで揃えていて、重ねて収納しています。直径が同じだからふたは1枚でOK。結果、省スペースに」。

たくさんあるペーパーナプキンなどの小物類も中が見える保存袋でコンパクトに収納し、食器や密閉容器は厳選して定量を決めることですっきりした空間を保っている“たくさんでもすっきりの工夫”、ぜひ皆さんのキッチンにも取り入れてみて!【レタスクラブ】

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Information

■教えてくれたのは:牛尾理恵さん/料理家。本誌をはじめ、雑誌や書籍などでフードコーディネーターとしても活躍。作りやすくて味わい深いレシピに定評がある。『おいしくキャベツダイエット』 (主婦の友社)など、著書多数。
■料理レシピや節約術など生活のアイデア満載
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