【生島淳さん解説】主婦のための「リオ五輪」ウラの楽しみ方

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スポーツ観戦初心者でも楽しむにはどうしたら?の問いに、「オリンピックでいちばん盛り上がるのは、やはりメダルを獲得する瞬間。メダルがほぼ確実の競技を見れば、その喜びを分かち合えます」というのはスポーツジャーナリストの生島淳さん。ということで卓球、陸上のメダル期待選手について教わりました。

■日本のメダル期待選手<卓球、陸上編>

・卓球女子個人・団体 石川佳純:「愛ちゃん2 世」と呼ばれた石川佳純選手も23歳になり、日本卓球界のエースに成長。ロンドン五輪では福原愛選手、平野早矢香選手とともに女子卓球界初の団体銀メダルを獲得。リオ五輪は男女ともに団体のメダルが期待できそう。

・陸上男子短距離・山縣亮太、桐生祥秀:ここ最近、若手の活躍で注目されているのが陸上短距離。オリンピックで日本人初となる9 秒台の記録を期待されているのが、桐生祥秀選手。5 月の大会でその桐生選手を抑え、イケメンアスリートとしても話題の山縣亮太選手。この2 人がエントリー予定の陸上の花形種目・400mリレーは、必見のレースだ。

■生島流「裏の楽しみ方」

数々の五輪を取材してきた淳さんならではの楽しみ方も聞いた。「テレビにチラッと映る、選手たちの試合前の駆け引きも楽しみの一つ。例えば、決勝前にボルトを威嚇するガトリンの目線など、陸上選手の試合前の視線に注目! 女性が参考になるのは、跳躍の女子。テレビでアップになることが多いので、メイクをきちんとした美人が多いんです。世界のメイクチェックもおもしろいかもしれません(笑)」(生島さん)。

なお跳躍とは、走り幅跳び・三段跳び・走り高跳び・棒高跳びの総称。確かにバッチリメイクの選手が多い印象!

■東京五輪にも期待!若手注目選手

リオ五輪の次は2020年の東京五輪! 自国開催の主役になりそうな10代の若手選手たちにもぜひ注目を!「ことし3月の卓球の世界選手権の女子団体に出場して銀メダルを獲得した伊藤美誠選手は15歳。競泳女子のエースといわれる渡部香生子選手もまだ19歳。リオ五輪は、東京五輪の前哨戦としても楽しめますね」(生島さん)。 過去にも五輪開催中に突然記録が伸びて金メダルを獲得した10代の選手がいた。4年後の東京五輪をより楽しむためにも、娘や息子を見るような熱い気持ちで応援してみては。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

教えてくれたのは、生島 淳さん
スポーツジャーナリスト。海外スポーツから、国内のラグビー、駅伝、野球などあらゆるスポーツに詳しい。著書に『人を育てる箱根駅伝の名言』(ベースボール・マガジン社)ほか多数。

取材・文/山本美和(オフィスペロポー)

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