知ってる?環境にやさしい「フロン」が進化してた

#くらし   

節電、節水、リサイクルしやすい構造など「エコを意識した家電」はいろいろあるけれど、昨年より表示されるようになった黄色と水色のマーク「フロンラベル」って知ってる?

フロンとは、エアコンや冷蔵庫などの冷媒のほか、ダストブロワー(ホコリ飛ばし用スプレー)などに用いられた気体=冷媒ガスのこと。ところが1980年代以降、当時使われていた「特定フロン」がオゾン層を破壊することがわかり、1990年代以降は、オゾン層破壊効果のない「代替フロン」にチェンジ。だがこちらも他のフロン類と同様、二酸化炭素の数千倍という高い温室効果があり、地球温暖化には悪影響だったそう。そこで近年、代替フロンより温室効果の低い物質や、もともと自然界に存在していた物質を使う「自然冷媒」など、新たな試みが行なわれるようになったのだとか。

そんな背景をふまえ、「フロンラベル」は、製品の地球温暖化への影響度をひと目で示すマークとして誕生。フロンラベルが貼られているのは、法律で「指定製品」として定められた家庭用や店舗・オフィス用のエアコン、店舗用の冷凍冷蔵庫、ダストブロワーなど7種類の製品。

フロンラベルからは、次のような情報が分かるという。

■フロンラベルが示す情報

(1)環境影響度の目標達成値→ 製品ごとに定められた目標を達成しているかどうか。

(2)地球温暖化係数→ 地球温暖化にどの程度の影響があるか。

(3)目標年度→ いつまでに目標を達成するか。

具体的な数値を吟味するのはちょっとハードルが……なんて思わなくても大丈夫。まずはエアコンなどの購入を検討するとき、ラベルの有無も判断基準のひとつにしてみればいいみたい。環境にやさしいくらしを意識するなら、これからは「フロンラベル」もチェックしてみて。【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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