これを知っていたらコーヒー通! 豆ではなく果実を使ったコーヒーの新しい楽しみ方

#食   
捨てられていたコーヒーの果実がおいしいシロップに


コーヒーが好きで毎日欠かさず飲むという人も、“カスカラ”を知っている人はあまり多くないのではないでしょうか。ふだん私たちが飲んでいるコーヒーは種(豆)を焙煎したものですが、“カスカラ”は、その種(豆)を包んでいる赤い果実を乾燥させたもの。イエメンなど一部の地域で「カスカラティー」などとして親しまれてきましたが、これまではコーヒー生産国以外にはあまり出回らず、捨てられてしまうことが多かったそうです。ところが最近、アメリカのスターバックスで注目されたのを機に、その“カスカラ”が日本でもコーヒー通の間で話題になっているのだとか。

【写真を見る】真っ赤に熟したコーヒーの果実


「百年先も続く、豊かな森をラオスから」をコンセプトに、ラオス北部に暮らす山岳少数民族とともに、彼らの伝統的な暮らしと豊かな森を未来につないでいくための農法として、アグロフォレストリー(森林の中で農作物を育てる栽培方法)の考えを用いたコーヒー栽培の普及を目指す活動「メコン オーガニック プロジェクト」。その活動を立ち上げ、支援している会社「坂ノ途中」の<ラオスの森コーヒー>の新商品「カスカラシロップ」も、その一つ。“カスカラ”を原料にしたフルーティーなシロップです。

カスカラシロップ360ml 980円(税別)


ソーダで割ればカスカラフィズに


開発担当者によると、きっかけは「コーヒー豆だけでなく、フルーツとしてのコーヒーの楽しみも提案したい。これまで捨てられてきたものの価値を引き出し、農家さんの所得向上にもつなげたい」という思いから。「でも、“カスカラ”は原料そのままだとおいしく飲むのにコツがいるため、おうちで手軽においしく飲めたら」とシロップ作りに着手したそうです。

原料の分量や抽出時間、使用する甘味料など何度も試作を重ねてやっと完成したという「カスカラシロップ」は、アンズのようなさわやかな酸味と、すっきりとしたやさしい甘さ。ソーダや牛乳で割ったり、ヨーグルトやパンケーキにかけたり、料理の甘みとして使ったり、癖がないのでいろいろな楽しみ方ができそうです。

無糖のヨーグルトにもよく合います


コーヒーの真っ赤な果実を乾燥させて作るカスカラ。お湯を注げばお茶にも


“カスカラ”はコーヒーと比較するとカフェインが少なく、ポリフェノールが豊富で抗酸化作用があるといわれていて、ヘルシー志向の人にもぴったり! 新しいコーヒーの味わい、ぜひチェックしてみてはいかがですか?

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