ロンドンのマダムを魅了する日本人? 日本仕込みの知識で活躍する“魚屋さん”

#くらし   
人知れず世界で活躍する日本人!


日本が培ってきた文化や技術が、世界で注目されることも多くなってきました。

歴史的な偉業を成し遂げたりハリウッド映画に出演するような有名人だけでなく、中には地域に根ざして活躍する人もいるようです。

ロンドンのマダムを魅了する日本仕込みの魚屋さん?


今年の11月6日に放送された「セブンルール」(フジテレビ系)では、ロンドン屈指の高級住宅街「プリムローズ・ヒル」を訪問。

市民から厚い信頼を得る一人の日本人・ベルトン由香さんに密着取材を敢行しました。

由香さんは、プリムローズ・ヒルにある鮮魚店に勤務。彼女の魚屋歴25年以上に及ぶ深い知識を求め、街中からマダムが集まります。お店の常連さんは、「由香がここに来てからこのお店はとても変わった。

彼女の刺身はレストランのよりいいわ」「ここに来て彼女に魚のことを聞くの。

よく分からない時は彼女にお任せしちゃうのよ」と大絶賛。

また国際結婚した日本人や駐在員の奥さんもお店に訪れます。

中には「日本にもある魚がイギリスでなんと呼ばれているか分からない」「ロンドンでは新鮮な魚や刺身が手に入りにくい」といった悩みも。そんな現地の日本人にとって由香さんは、魚恋しさを満たしてくれる唯一無二の存在なのかもしれません。

彼女の接客風景を見ていると、お客さんを一番に考えたこだわりが伝わってきます。

買う瞬間に鮮度を見極め、少しでも状態が悪いものは「あまり良くない」と正直に報告。

プロの目利きが選んできた魚であっても、一切妥協せずに素材を厳選していました。

ある時は、魚の骨を毛嫌いするイギリス人のために切り身の骨抜き作業。

またある時は日本食の惣菜を作ったりと、彼女の細かい思いやりには多くの人が魅了されています。

由香さんはアイルランド人男性との結婚を機に、ロンドンへ移住。

はじめは言葉も通じず、「怖くて外に出られなかった」と明かします。

しかし今では“魚屋さん”の枠を超え、在英日本人女性達から姉のように慕われる存在に。

番組を見ていた視聴者からは、「由香さんがいるならロンドン生活にも不安はなさそう。やっぱり海外で活躍する日本人はカッコイイね」「新鮮な魚が手に入りにくいロンドンで彼女の存在はものすごく貴重。日本クオリティを海外で広める素晴らしい人だわ」「近所に住んでいる日本人が羨ましい」と反響の声が相次いでいました。

日本の和菓子を世界に広める“抹茶王”とは?


【写真】世界に誇れる日本の和菓子


海外で活躍する日本人は少なくありません。

以前放送された「世界ナゼそこに? 日本人~知られざる波瀾万丈伝~」(テレビ東京系)では、スペインで日本の“ある食べ物”を広めた日本人が紹介されていました。

スペインで和菓子屋さんを経営するオーナー兼パティシエの落合尚さんは、現地で“抹茶大福”を広めます。

日本人らしい繊細な技術で作られる大福に、スペイン人も「この国にはなかった味」「こんな食感の食べ物ここにしかない! 最高に美味しい」とご満悦。

1日1000個以上を販売するほどの人気を集め、「ZARA」の社長令嬢・マルタさんも自身の結婚パーティーで200個注文したそう。今では様々な国の人に和菓子作りを教え、スペインでは“抹茶王”と呼ばれています。

やはり、海外の第一線で活躍する日本人を知ると嬉しい気持ちになりますね。

今後も世界を股にかける日本人に注目してみてはいかが?

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