実はいいことだらけだった!最小限のもので暮らす快適さ スマホひとつで暮らしたい(1)【連載】

#くらし   

キャッシュレス時代に対応するべく、すべてをスマホ1つで管理できる仕組みを作ると、お金の管理がラクになり、結果として自然とお金が貯まっていきます。

半年間のアメリカ生活で、最小限の「もの」で暮らす快適さと、キャッシュレスの便利さを知った『スマホひとつで暮らしたい』(KADOKAWA)の著者。帰国後にミニマリストを目指して実践した数々のアイデアを抜粋して、8回連載でご紹介します。今回は第1回目です。

【画像を見る】アメリカのワシントンD.C.で暮らしていた著者


半年間のアメリカ生活で知った最小限のもので暮らす快適さ


私が「持たない暮らし」をするようになったきっかけは、半年間の海外生活でした。もともと旅行が大好きで、海外で暮らしてみたいと思っていた私。

夫の会社から海外研修の内示が出たとき、思わず「来たぁ~!」と心の中でガッツポーズ、すぐさま「私も絶対、一緒に行く」と即答しました。そして、2017年3月から9月まで、アメリカで暮らしました。

出典:スマホひとつで暮らしたい


▶暮らしていたのはワシントンD.C.。ホワイトハウスまで歩いて5分というアメリカの首都の中心でした。

半年間という期間限定の海外生活。最大の問題は、何を持っていくか? 住居は夫の会社で借りているアパートが用意されていて、ベッドなどの家具や冷蔵庫などの家電、食器類もあるということ。

渡米する社員間で申し送りされている「アメリカへ持っていくべきものリスト」を参考にしながら、とりあえずは着るものと身の回りのものがあればいいかと、スーツケース2つと段ボール箱2個を持って、飛行機に乗りました。今考えてみれば、この“荷物の選択”が「ミニマル」のきっかけだったかもしれません。

日本では狭いクローゼットに大好きな洋服をギュウギュウに詰め込んで暮らしていた私が、アメリカンサイズの広~いクローゼットに数枚の洋服をかけて暮らす生活に、最初は戸惑いました。それでも途中から、「服を持ってきすぎだった!」と後悔したほどです。

でも、この「本当に必要なものだけに囲まれた暮らし」がとても心地よく、選び抜いた少ないものたちが、キラキラ輝いて見えました。

ものが多いと、それに応じた収納場所が必要になります。そして、使い終わったものを元の位置に戻さなければ、家の中はどんどん散らかります。でも、もの自体が少なければ、片づけの頻度が減り、家の中はいつもきれいなまま。

ものが減れば、管理やケアにわずらわされることがなく、掃除がラクで家事が減る。何より、ひとつひとつのものを大切にできる!

必要最小限の「ミニマム」ではなく、自分たちが快適だと思える量のもので心地よく暮らす「ミニマル」ライフの魅力に、私は目覚めたのでした。

整理収納アドバイザーの飯島彩香さんがアメリカ生活で培った「ミニマル」生活のアイディアをご紹介!


▶ミニマル生活の快適さを知ったアパートは、50㎡の弱の広いワンルーム。前任者がIKEAで揃えてくれた最小限の家具たちが迎えてくれました。余分なものを持たない暮らしの原点です。

著=飯島彩香/「スマホひとつで暮らしたい」(KADOKAWA)

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『スマホひとつで暮らしたい』
半年間のアメリカ生活で、最小限の「もの」で暮らす快適さと、キャッシュレスの便利さを知った著者が、帰国後に見にまりストを目指して実践した数々のアイデアを紹介。モノを手放す&片付けると、気持ちに余裕が生まれて、目に見えないお金の流れやサービスの整理整頓もできるようになり、便利で快適な暮らしが手に入ります。新元号を迎える新しい時代にぴったりの身軽な域多々暮らし方を提案します。
▼単行本情報Kindle版

■著者:飯島彩香
整理収納アドバイザー。東京都内のマンションで夫とふたりで暮らすフルタイム共働きの妻。小学生のころからの、筋金入りの片付け好き。アメリカでの半年間の暮らしがきっかけで、ミニマリストに目覚める。
▶Instagram:@aya.jima


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