チークで桃のような肌を作る 「老けないメイク」(10)

#美容・健康   

「なんだか最近メイクがきまらない」「若い頃より目が小さく、目力が弱くなった」

そんな悩みを抱えるアラフォー女性がするべきケアを、パーソナルメイクアドバイザーの福井美余さんが伝授する『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』。

現在と5年先の見た目に確実に差がつくメイク&ケアを徹底紹介します。今回は連載第10回目です。

「いつまでも美しくありたい」を叶えるテクが満載の『身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック』


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若々しい肌にみせる、計算しつくしたテクニック


肌年齢を決めるのは血色をよくするチーク


メイクをしたときの見た目年齢は、どこで決まると思いますか?

「肌!」という声が聞こえてきそうですが、肌の見た目年齢を決めているのが実はチーク。

チークはベースメイクでつくり込んだ肌に血色を補ってくれるもの。自然な血色があるほど、肌はヘルシーで若々しく見えます。

「チークを塗ると厚化粧に見える」と敬遠する方がいますが、むしろ逆です。肌をていねいにつくったら、チークを塗らないとお面のような顔になってしまうので、必ず塗ってくださいね。

【どんな肌にも合う色はコーラル】

チークと言っても、オレンジに近い色からピンク、同じ色でも微妙なニュアンスの違いがあって迷いますよね。

でも、毎日の定番色を決めるなら、ちょうど真ん中の色、「コーラル」以外はありえません。

肌の色は「イエローベース」「ブルーベース」に分けられ、それぞれ似合う色が違うと言われています。

コーラルなら、どちらのタイプでも大丈夫。ぽっと上気したときのような色気のある血色をごく自然に再現してくれます。

目指すのは、ほんのりと赤みがさした白桃のような肌。コーラルは「アプリコット」「ピーチ」などの名前がついていることもあるので、色選びのとき思い出してください。

大きいチークブラシがあれば誰でもチーク名人になれる


チークを自然な血色に見せるためのコツはふたつ。「パウダーチークを選ぶ」「太くて大きいブラシで入れる」、それだけです。

クリームタイプのチークもありますが、油分が多くムラづきしやすいので、オーソドックスなパウダーがおすすめです。

【画像を見る】自然な血色を作るチーク名人に


塗るときは、上の写真で使っているような、太い筒状のブラシを用意してください。チークをムラなく薄くのせられ、綺麗なグラデーションがつくれます。

小さいブラシだと、一度に少ししか塗れず何度も肌にのせないといけないので、均一なグラデーションにするのはプロでも無理です。

ブラシはちょっとお値段が張りますが、一度買ったら一生美しいチークが入れられます。そう考えると、よい投資ではないでしょうか。

小顔に見せるチークの入れ方


「チークは、にこっとしたとき、ほっぺたが高くなる位置にのせる」と覚えている方が多いのではないでしょうか。

でも、大人がチークを入れる場所は少し違います。

どんな美人でも、年齢に従ってほっぺたが少しずつ長くなります。今までと同じ位置にチークをのせていたら、顔の余白が目立って大きく見えてしまうのです。

35歳を過ぎたら、それまでより「少し内側から」、「少し広めに」チークをのせましょう。

【3回に分けて描くと失敗しない】

ブラシでパウダーチークをとったら、ティッシュか手の甲などにぽんぽんとのせてよぶんな粉を払い落とします。この「ぽんぽん」がムラなくグラデーションにする秘訣なので、省略しないでくださいね。

そのブラシをほっぺたのいちばん高いところよりやや内側、黒目の下あたりに置きます。

ここからスタートして、3方向にブラシを滑らせれば、自然な血色のできあがりです。ヘルシーできゅっと引き締まった小顔に見えるので、もうチークなしではいられなくなるはずです。

【自然と小顔に見えるチークの入れ方】

35歳からの自然なチークの入れ方


1)黒目の下に置いたチークブラシを軽く回してから、耳の上の付け根に向かって滑らせる。

2)同じ位置から耳の穴に向かって滑らせる。

3)同じ位置から耳たぶに向かって滑らせる。

著=福井美余/「身につけるべきは、“年相応”の美しさ 年齢を重ねても綺麗でいられる永遠モノのメイクテクニック」(KADOKAWA)

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