加齢と共に垂れる下腹…お腹をつかむ体操で「腹筋」を呼び覚まそう/あぶら身をごっそり落とす40代からのきくち体操(6)

丸い背中に、ぶよんと突き出た下腹…。たるたる体型の原因は、身体に必要な筋肉が痩せて「あぶら身」になっているから!そう提唱するのは、「きくち体操」でおなじみの菊池和子さん。菊池さんは「やせる身体」ではなく、「育てる身体」「変わる身体」で自身を見直し、現在87歳にして驚きの美と若さと健康を維持しています。
正しい姿勢&簡単な体操を続けることで、あぶら身に隠れてしまった筋肉を復活!キュッと引き締まった若見えボディを目指しましょう。
シリーズ累計100万部突破!その場で実践できる簡単体操が大好評!菊池和子著『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』から「加齢と共に垂れる下腹…お腹をつかむ体操で『腹筋』を呼び覚まそう」をお送りします。
※本作品は菊池和子著の書籍『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』から一部抜粋・編集しました

あぶらみちゃん(左)
菊池和子先生の一番弟子であるブタの妖精。日本の、特に若い女性たちの衰えを本気で心配している。気になる女子にグイグイ声をかけて日々指導にあたる。シッポとまつげにおしゃれ魂をぶつける。
下腹が年々たるんで厚みを増していきます

★主人公・みー:もともと下腹には自信がないタイプでしたが、40代に突入したとたん、さらにたるんで、リアルに鏡もち状態になってしまったんです。手のひらでめいっぱいつかんでもあふれるぐらい…。うぅ…。
●あぶらみちゃん:腹筋が衰えてきたのね。そもそも腹筋の役目は、前側から背骨を支え、骨の代わりに内臓を守ること。ここが弱っている体って、どういう状態だと思う?
★みー:……腰が曲がって、内臓が働きにくい状態…。
●あぶらみちゃん:ご名答。腹筋を育てれば、姿勢がよくなって、動作がスムーズになるわ。すると、あぶら身と化していた全身の筋肉が育つから、代謝も上がる。内臓も本来の働きを取り戻すから、不調も自然と改善していくわよ。
★みー:単に、引き締まったお腹になるだけじゃないんですね。
●あぶらみちゃん:まずは、まんべんなくムギューッとつかんで、眠っていた腹筋を呼び覚ますことがとても有効よ。
★みー:うがー! やっぱり、あぶら身が憎らしいほどつかめます!
●あぶらみちゃん:憎んだり「これを落としたい」と思うのではなくて、「これが私のお腹!」としっかり感じ取ることが大切。腹筋は〝鍛える〞のではなく、どれだけ〝意識〞できるかがカギだからね。自分自身のガードルだから、生涯ちゃんと育てていくのよ。
40代に効果的な体操▶お腹をつかむ
1 足を肩幅に開いてしっかり立ち、少し前かがみになってお腹を見る。
2 それぞれの部位を深く、場所を変えながら何度もつかむ。
◎POINT
ひざを伸ばす
足裏全体を使ってしっかり立つ
【部位ごとのつかみ方】


・胃…両手でおへその上、胃のあたりをつかむ。
・下腹…おへその下から脚の付け根までを、手の位置を変えながら何度もつかむ。
・わき腹…ウエストに手を当て、ろっ骨と骨盤の間をつかむ。
・ウエスト後ろ…背すじを伸ばし、ウエストの後ろ側をつかむ。
◎アドバイス
手で自分のお腹を感じることが、下腹スッキリの第一歩!この「ムギュ〜ッ」を筋肉に変えるのよ!
40代に効果的な体操▶あお向け左右の脚上げ

1 あお向けになり、腕を横に広げて手の平を下にし、指をしっかり開く。
2 ひざを伸ばし、腹筋の力で両脚を上げる。
3 腹筋の力で片脚を床上までゆっくり下げる。
4 左右交互に行う。
◎POINT
ひざを伸ばす
腰を床に押しつける
腹筋を意識して引く
◎アドバイス
コラコラ反動を使わない!腹筋と下半身のつながりを感じ取るのよ!
監修=菊池和子、マンガ=熊野チコ/『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』(KADOKAWA)
Information
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