ざるそばともりそばの違いは◯◯の有無だけだった!/子どもに話したい雑学(2)

子どもに今すぐ話したい「タメになるうんちく」!
「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「子どもにすごいって思われたい」「日々のコミュニケーションの中で色んなことを教えてあげたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をご紹介。
それでは、学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を見ていきましょう!
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました
ざるそばともりそばの違いは海苔の有無だけ!?
そば屋の定番メニューといえば、「ざるそば」と「もりそば」である。両者の違いは、多くは海苔が乗っているか乗っていないかだけなのに、ざるそばのほうが50〜100円も高いことがある。これはどうしてだろう。
じつは、これは昔の名残によるもの。当初はそばといえば現在のもりそばにあたるものだけだった。今と違ってゆでずに蒸したもので、安価な軽食として広まった。
しかし、そば打ち技術が発達すると、江戸時代中期にはゆでそばが誕生する。その元祖といわれるのが江戸・深川の「伊勢屋(いせや)」。茹でたそばを、当時主流だった皿やせいろではなく、竹ざるに盛って提供し、人気を博した。
もりそばに海苔をのせた「ざるそば」として売り出されるようになったのは明治以降のこと。値段に見合う付加価値をつけるため、当時高級だったみりんを使うなど、つゆももりそばとは違うものに改良された。この頃から、従来のそばを「もり」、新たな高級そばを「ざる」と呼ぶようになったのだ。
現在、多くの店では両者の違いは海苔があるかどうか程度になってしまったが、一部の高級店ではそばや汁にこだわったり、本ワサビを使ったりして差別化を図っているようだ。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
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