会話が弾む初対面のバツイチ同士「何年ぶりだろう、男の人の手に触れてみたいと思ったの」/わたしが誰だかわかりましたか?(3)

男の人の手に触れたいと思ったの

夫と離婚した42歳女性。旧知の友人は親身になってくれず、一人息子は絶賛反抗期/わたしが誰だかわかりましたか?
『わたしが誰だかわかりましたか?』3話【全23話】


夫との離婚を経験し、誰かを信じることに疲れ切っていた42歳の会社員・海野サチ。ずっとまじめに生きてきたつもりだった彼女の生活には、いまや手厳しい言葉を浴びせてくる元同期の友人たちに、反抗期の一人息子・サトル。そしてその息子を養うための仕事だけ…。

そんな毎日に閉塞感を感じていたサチが出会ったのは、たまたま仕事の集まりで意気投合した、同じバツイチ子持ちの男性でした。久々に男性に対してときめきを覚えたサチでしたが…。

※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしが誰だかわかりましたか?』から一部抜粋・編集しました。

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