「ダメだよ、女が来ちゃ」自治会掃除で新入り女性を吊るし上げる年配者たち

どこで暮らすにしても、「ご近所付き合い」は大切にしたいものですよね。良好な関係であればいいですが、適切な距離感を保つのに苦労することも少なくありません。

今回は、憧れのマイホーム購入を機に引っ越した田舎町で、なんとも厄介なご近所トラブルに巻き込まれてしまった家族のエピソードをご紹介します。

夫婦ともに病院勤務の共働きで、2歳になる長女・マナちゃんを保育園に入れたいと考えていた妻・新庄アキラさんと夫・優志さん。アパートが手狭になっていたこともあり、マイホーム購入を決意。田舎の格安の土地に家を建て、新居生活をスタートさせます。
豊かな自然が広がるこの地で、憧れの庭付き注文住宅！これからのんびり子育てを楽しんでいこうと期待に胸をふくらませての引っ越しは無事完了。しかしそんな矢先に、田舎町の住民による手荒な洗礼が、一家を待ち受けていたのでした…。

豊かな自然が広がるこの地で、憧れの庭付き注文住宅！これからのんびり子育てを楽しんでいこうと期待に胸をふくらませていた矢先、ご近所へのあいさつで手荒い歓迎を受けることになります。初対面にもかかわらず長時間説教をするおばあさんや、セクハラ発言連発のおじいさんなど、「やさしい住民との温かい交流」という、思い描いていた理想からはほど遠い印象。

さらにはアポなしでやってきた住民によって、ほぼ強制的に自治会に加入することになったアキラさん一家。断ることもできずにおそるおそる出席した自治会の懇親会でも、いない人の悪口で盛り上がっていた年配者たちから格好の標的にされてしまいます。「手ぶらで歓迎されると思ってるのか？」と、新入り住民は米とお酒を持参して先輩住民に教えを請うのが習わし、というトンデモな慣例を突きつけられ、「常識がない！」と叱責される羽目になってしまいました…。