夫の安否を知りたいけれど。「男なんて信用ならない」と語る実母には頼れない/わたしは家族がわからない(6)

男なんて信用ならないって

「普通が一番」が口癖の母。でも父は見知らぬ女性と子どもがいる部屋に出入りをしていた/わたしは家族がわからない(1)
『わたしは家族がわからない』6話【全14話】


平凡で平和な家族だと思っていたのに…。
「普通が一番」が口癖の母・美咲さん、市役所勤めで穏やかな父・誠さん、そしてパパが大好きな娘・ひまりちゃん。平凡に、平和に暮らすことが一番大事、自分たちはいい家族と思って暮らしていた美咲さんでしたが、ある日突然誠さんが音信不通に…。夫はどこで何をしていたのか?一切が不明のまま、1週間後に帰宅した誠さんを美咲さんはどう迎えるのか?そして、中学生になったひまりちゃんは父のある秘密を知ることになるのです。父と母が作り出していた「普通」。その本当の姿とは?

いつからか家庭内でぼーっとしていることが増えた誠さん。会話をすればいたって普通ですが、美咲さんの呼びかけにもしばらく気づかないことも。平穏を大事にしたい美咲さんは違和感に蓋をして日々を過ごします。夕飯は家族揃って鍋にしようと約束した日、誠さんはなぜか帰ってきません。メッセージも未読で電話も不通。初めての事態に気が気ではない美咲さんは、夫の知り合いに連絡してみようと思い立ちます。

※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしは家族がわからない』から一部抜粋・編集しました。

この記事に共感したら

Information

本ページはアフェリエイトプログラムによる収益を得ています

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント応募

新規会員登録する

コミックエッセイランキング

コミックエッセイをもっと見る

作品を検索する

レシピランキング

レシピランキングをもっと見る

レタスクラブ最新号

レタスクラブ最新号詳細