油分たっぷりのスキンケアはNG!? 生理のときの肌荒れ対策

低刺激処方のアイテムがおすすめ


生理前や生理中に肌がゆらいでニキビができてしまうときは、どんなスキンケアが最適なのでしょうか? sowaka women’s health clinicの竹元 葉院長に聞きました。

お肌の悩み、生理前の女性ホルモンの乱れによるものかも!?

ゆらぐ肌は低刺激処方のアイテムで保湿


肌がゆらいでいるときのスキンケアの鉄則は、「しっかり保湿すること」と「低刺激処方の基礎化粧品を選ぶこと」。肌の新陳代謝がうまくいっていないゆらぎ肌は水分が蒸発しやすく、紫外線や乾燥のほか、ちょっとした外部刺激にも敏感になっているからです。さらにニキビができているときや、ニキビができやすい肌に大切なのが、「ノンコメドジェニック」のアイテムを使うこと。

では、この「ノンコメドジェニック」とは一体なんなのでしょうか?

ニキビ肌にぴったりな「ノンコメドジェニックコスメ」とは?


毛穴に皮脂や古い角質が混ざって詰まり、肌をザラつかせるのが、ニキビの初期段階の「コメド」と呼ばれるもの。このコメドが作られにくいように毛穴を塞がない処方にしたり、油分を減らしたりして作られたのが「ノンコメドジェニックコスメ」です。

しかしはじめに、肌がゆらいでいるときに必要なのは「保湿」だとお伝えしました。油分が少なくても、十分な保湿はできるのでしょうか?

その答えは「YES」。保湿が必要な肌には、水分をたっぷり補ってあげたうえで、最低限の油分で水分が蒸発しないようフタをしてあげましょう。

でもこのノンコメドジェニックコスメ、実は全てが低刺激とは限りません。そのため生理前に肌がゆらいで敏感に傾いている人は、低刺激性のものを選ぶのがポイントです。

肌の調子がいい時期は、ピーリングで「攻めのケア」!


こまめに角質を取り除くケアを


肌が敏感なときは、「守りのケア」が大切ですが、肌の調子がいいときは、不要な角質を取り除くピーリングの「攻めのケア」で肌の新陳代謝を促し、毛穴の詰まりをケアするのがオススメ。

他にも、生理前に皮脂が増えて、ベタついたりニキビができてしまったりする方には、過剰な皮脂分泌をおさえて毛穴を引き締めるビタミンCコスメが最適です。

いろんなスキンケア方法をご紹介してきましたが、肌がゆらいでいるときは新しいアイテムにトライするのを控えたいもの。自分の肌の様子を見ながら、タイミングのいいときに取り入れてみてください!

監修:竹元 葉先生(sowaka women’s health clinic)
文(編集協力):中田絢子

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