昆布だしが味の決め手！「昆布ぽん酢とろみあん」をかけるだけのあったかレシピ3選

立春を過ぎたとはいえ、まだ寒い日もあり、そんな時は体が温まるものが食べたくなりますよね。そこでおすすめなのが、さっぱりまろやかな「昆布ぽん酢」を使ったとろりアツアツの「昆布ぽん酢とろみあん」。さまざまな具材と絡むので使い方は無限大。「昆布ぽん酢とろみあん」の作り方と、相性が良いレシピをご紹介します。

「昆布ぽん酢」で失敗無し！何にでも使える万能とろみあん

「昆布ぽん酢とろみあん」は、昆布ぽん酢・大さじ4、水・大さじ2、片栗粉・小さじ1の割合で鍋に入れ、片栗粉が溶けるまで混ぜたあと、弱火にかけて約20秒かき混ぜるだけで完成です。昆布ぽん酢には、昆布だしと、かぼすやゆずなどの柑橘果汁、うまみや甘味がすでに入っているため、他の調味料で味を調える必要がないので便利です。また、ヤマサの「昆布ぽん酢」はやわらかな酸味が特徴でツンツンしないので、幅広いメニューに合い、あん作りにおすすめです。

【材料2人分】
ヤマサ昆布ぽん酢…大さじ4
水…大さじ2
片栗粉…小さじ1

【作り方】
小鍋に全てを入れてよく混ぜ、ゴムベラなどで混ぜながら弱火でゆっくりとろみがつくまで温める。

栄養たっぷり！「昆布ぽん酢とろみあん」のあったかレシピ3選

料理家の奥田和美さんに「昆布ぽん酢とろみあん」と相性が良いレシピを伺いました。

▶料理家の奥田和美さん

料理レシピサイト『アットレシピ』運営。「料理レシピ本大賞」入賞、「レシピブログアワード」お弁当部門3年連続グランプリ殿堂入り。フードアナリスト、フードコーディネーターの資格所有。雑誌、テレビ出演、広告、企業のレシピ開発等を中心に活躍。最新刊「ラクやせ！スープジャー弁当（ワン・パブリッシング）」他、著書全22冊【累計138万部突破】

「昆布ぽん酢とろみあんかけミルフィーユカツ丼」

【材料2人分】
温かいご飯…山盛り2膳分
キャベツ（千切り）…1枚
昆布ぽん酢とろみあん…２人分
豚ロース（しょうが焼き用）…12枚
スライスチーズ、大葉…各2枚
マヨネーズ…大さじ4
オリーブオイル…大さじ2
パン粉、白いりごま…適量

【作り方】
1．豚ロースを3枚重ね、大葉、半分に折ったスライスチーズを置き、さらに豚ロースを3枚重ねてのせる。これを2つ作る。

2．1の表面に各大さじ1/2ずつのマヨネーズをまんべんなく塗る。

3．アルミホイルを敷いた天板にパン粉を散らし、2の表面を下にしてパン粉の上にのせたら、豚肉の表面に残りのマヨネーズをそれぞれ塗ってパン粉をかけ、しっかり押さえる。

4．3の表面にオリーブオイルをかけ、トースターで13分（表面がきつね色になるまで焼いたら）適当な幅に切り、器にご飯、キャベツ、カツの順に盛って「昆布ぽん酢とろみあん」をかけ、白いりごまを散らす。

＜ポイント＞
しょうが焼き用の薄い豚肉を重ねて、柔らかく仕上げます。トースターで焼くので、揚げ物のように手が汚れることもなく、油の処理が不要なのも嬉しいポイント。「昆布ぽん酢とろみあん」がしっかりとミルフィーユカツにからんで、さっぱりといただけます。

「大根のはさみ焼き 昆布ぽん酢とろみあん」

【材料2人分】
大根（5mm幅の輪切り）…12枚
昆布ぽん酢とろみあん…2人分
片栗粉…適量
ごま油…大さじ1/2
バター…10g

A 豚挽き肉…200g
　小口切りねぎ…20g
　片栗粉…大さじ1
　鶏がらスープの素…小さじ1/2
　塩、こしょう…各ひとつまみ

【作り方】
1．レンジ対応の耐熱皿に大根を並べ、ふんわりラップをかけてレンジ（600W）で5分加熱し、ラップをはずして冷ます。その間にＡを混ぜて6等分にしておく。

2．まな板に1を並べ、表面に片栗粉をまんべんなく振ったら、1の豚挽き肉を大根に2枚1組として間に挟む。

3．ごま油とバターを中火で熱したフライパンに2を並べ、蓋をしたら弱めの中火で4分焼き、蓋を取って裏返し、再度蓋をして4分蒸し焼きにする。

4．器に盛った3の上に「昆布ぽん酢とろみあん」をかける。

※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

＜ポイント＞
加熱することで甘みの増す大根に、「昆布ぽん酢とろみあん」が相性抜群！ごま油とバターのコクを、さっぱり・まろやかな「昆布ぽん酢」でバランスよくまとめました。

「焼き白菜ロールの昆布ぽん酢とろみあん」

【材料2人分】
白菜…4枚
昆布ぽん酢とろみあん…2人分
サラダ油…大さじ1

A 豚挽き肉…200g
　片栗粉…大さじ1
　しょうゆ…小さじ1/2
　塩、こしょう…各ひとつまみ

【作り方】
1．白菜は重ねてラップに包み、レンジ（600W）で3分30秒～4分加熱し、ラップをはずして冷まし、冷めたら白菜の芯を包丁で薄く削ぐ。

2． 1で削いだ芯を細かく切り、Ａに加えてよく混ぜたら4等分にする。

3．1を広げ、芯側に2を置いて巻いていく。これを4つ作ったら全体に薄力粉をまぶす。

4．サラダ油を中火で熱したフライパンに3の巻き終わりを下にして並べて焼き、焼き色がついたら裏返して蓋をし、弱火にして7分蒸し焼きにする。

5．両面にしっかり焼き色がついたら器に盛り、「昆布ぽん酢とろみあん」をかける。

※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

＜ポイント＞
白菜を焼くことで野菜の甘みを出し、さっぱり・まろやかな「昆布ぽん酢とろみあん」がアクセントになります。ボリューム満点の1品です！

昆布だしのうまみと柑橘果汁がマッチ！ ヤマサ「昆布ぽん酢」

ヤマサ「昆布ぽん酢」は、昆布だしのおいしさと柑橘果汁がマッチした味付けぽん酢で、1999年発売のロングセラー商品です。まろやかでコクがあり、すっきりとした味わいで、サラダ、焼肉、焼魚、鍋ものなどのつけ・かけとして、また炒めもの・煮物の味付けとして幅広く使えます。
また、「疲れ気味で食欲がない…」というときにも、「昆布ぽん酢」がおすすめ。「昆布ぽん酢」につかっている酢は、さまざまな効用があり、ヘルシーなイメージのある調味料ですが、最も重要なのが「食欲増進作用」です。有機酸が消化器官を刺激し食欲を増進、食が進むのだそう。

昆布だしのおいしさと柑橘果汁がマッチしたヤマサの「昆布ぽん酢」。この時期にぴったりな、とろりアツアツのとろみあんとしても活用してみてください！

文＝秋武宏美