おやつの時間に実験!ティーカップのなかで低気圧をつくれる!?/最高にすごすぎる天気の図鑑(5)

きれいな夕焼けはいつ見えるのだろう?
雲を見て天気を予想してみたい!
空を眺めている時、テレビのニュースを聞いている時など、疑問に感じる天気の話題がたくさんありますよね。私たちの生活を大きく左右する天気について少しでも知識があれば、美しい空や雲に出会えるようになり、災害からも身を守れるようになります。
『すごすぎる天気の図鑑』シリーズでおなじみ、雲研究者で、映画『天気の子』やドラマ『ブルーモーメント』でも気象監修を務める荒木健太郎さんが、そんなおもしろくてためになる、天気にまつわる知識を紹介してくれます!記事で紹介する内容は、YouTubeチャンネル「荒木健太郎の雲研究室」の動画でも解説していますよ。
※本記事は荒木健太郎著の書籍『空のひみつがぜんぶわかる! 最高にすごすぎる天気の図鑑』から一部抜粋・編集しました。
ティーカップのなかで低気圧をつくれる
空を晴れさせる高気圧、天気をくずす低気圧―これらはいずれも渦です。そんな渦をつくって観察してみましょう。
まず、ティーカップにホットティー(紅茶)を入れ、スプーンをカップの内側の壁に沿ってぐるぐる回します。ホットティーが回転したら、壁の近くにミルクを入れてみましょう。すると、水面に浮かぶミルクが渦を巻いていくのを観察できます。
カップの壁のすぐ近くでは、ものが接しているときに動く向きと逆向きに力が働く摩擦のために、カップのなかを回転するホットティーの流れが少し遅くなります。それよりすぐ内側の流れのほうが速くなるため、その境目で速度に差が生じます。このように速度差がある流れの間には、渦ができるのです(水平シア不安定/シアは「ずれ」という意味)。実際の空でもこのしくみで低気圧が生まれることがあり、カップ内で空の渦を再現できるということです。
おやつの時間にホットティーを楽しみながら渦も楽しめる……最高ですね!
ティーカップで発生する渦

ティーの渦を眺めていると、あっという間に時間が経ってしまう。冷めないうちにおいしくいただこう。
ティーカップの渦のしくみ

豆知識
アイスティーにミルクを入れると、密度が大きく、重いミルクが落ちていきます。その動きはまるで積乱雲内の冷たい下降気流のようです。ミルクがコップの底に達してダウンバーストが起こるのを観察して楽しめますね。
著=荒木健太郎/『空のひみつがぜんぶわかる! 最高にすごすぎる天気の図鑑』
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