「映画館で観て号泣したよ」はNG?「号泣する」の本来の意味とは/大人の最強雑学1500(8)

映画館で「号泣」するとひんしゅくを買う!?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』8話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


映画館で「号泣」するとひんしゅくを買う!?


「あのヒット映画、映画館で観て号泣したよ」などと言っている人がいたら、その人はとんだ迷惑者だ。号泣するならば、大勢のいる映画館ではなく、自分の家で映画を観たほうがいい。

そもそも号泣とは「大声を出して泣くこと」である。たくさん涙が出ていたとしても、声が出ていなければ「号泣」とはいわない。つまり、「声を押し殺して号泣する」という用法は間違っているわけだ。

一方、「大泣き」には「大声で泣く」「激しく泣く」という意味があるため、号泣よりも少し意味の幅が広い。こちらなら、映画館でも問題ないだろう。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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