セプテンバーの意味は「7番目の月」。それなのに、なぜ9月なのか?/大人の最強雑学1500(24)

セプテンバーは「7番目の月」なのになぜ9月なのか?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』24話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


セプテンバーは「7番目の月」なのになぜ9月なのか?


英語で9月を「セプテンバー(September)」という。septem はラテン語の「7」で、セプテンバーは「7番目の月」という意味だ。「9」と「7」の“ズレ”はなぜ生じたのだろうか。

現在の暦のもととなっているのは、古代ローマで使われていたロムルス暦。ただしこの暦では、1年はマーチ(March)、つまり、今の3月に始まる10か月だった。セプテンバーは文字どおり「7番目の月」だったのだ。

しかしその後、太陽の周期に合わせて12の月があるヌマ暦が採用され、1年の始まりに二つの月が加わった。そのため、セプテンバーは二つ後ろにずれ、9月の名称になったのだ。

10 月(October =8番目の月)、11月(November =9番目の月)、12月(December =10番目の月)が二つ後ろにズレているのも、同様の理由である。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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