1.オンライン秘書ってどんな職種?
オンライン秘書とは、オンライン上で個人事業主やひとり社長の業務をサポートするお仕事です。オンラインサポート、オンラインアシスタントと呼ばれることもあります。
業務内容はお客さまによって本当に幅広く、「これがオンライン秘書の業務です」と一言で言えないのが特徴です。たとえばスケジュール管理やメール対応などの事務タスクを任されることもあれば、コミュニティ運営の裏方や顧客対応をお願いされることも。
共通しているのは「お客さまが自分にしかできない仕事に集中できるよう、その他の業務を代理で行う」ということ。ひとりひとりのお客さまに合わせて、きめ細かいサポートが求められます。
2.オンライン秘書の具体的な業務を紹介
幅広い業務内容の中から、私の経験も踏まえていくつか具体的な事例を紹介します。
(1)一般的な秘書業務
やはり最も多いのは一般的な秘書業務です。
スケジュール管理やメール対応、会議の調整など、いわゆる秘書業務をリモートで行います。簡単な動画編集や資料作成、リサーチ業務などを担当することも! 最近ではビデオ会議のサポートなど、リモートならではの業務も増えています。
「それなら会社員時代にしていたことの延長だから、始めやすい」と感じる方もいるかもしれませんね。
(2)コールセンター
オンラインでコールセンター? と思われますが、専用のアプリを使えば番号を知られずに自分のスマホでも対応可能! 専用端末が支給される場合もあるそうです。
私は現在、こちらからお客さまへ電話をかける業務をしていますが、お客さまからの問い合わせ対応をしている方もいます。電話対応は難しそうに感じる人も多いかもしれませんが、マニュアルが用意されている案件も多く、安心して業務に取り組めていますよ。
(3)オンラインコミュニティ運営サポート
個人事業主の方が運営するオンラインコミュニティのスタッフ業務も行っています。
企画やイベントの準備を行ったり、プラットフォームシステムの管理を担当することもあります。コミュニティによって求められる業務は違っても、目的は「参加者がコミュニティを活用しやすい環境を整える」こと。活発な場になるよう、幅広い業務にあたります。
3.オンライン秘書が向いているのはこんな人
最後に、オンライン秘書が向いている人の特徴を2つご紹介します。
(1)人のサポートが好きな人
誰かの役に立つことにやりがいを感じる人は、オンライン秘書に向いています。
お客さまと二人三脚で働くことが多いので、お客さまのサポートができてる実感を持ちやすいのが特徴です。お礼を述べてもらえたりすると、役に立てたことを実感できますよ。
オンラインでのやりとりなので相手の表情が見えず、文章から相手のニーズを察知する難しさもありますが、その分貢献できた時の喜びも大きいです。
(2)チャレンジ精神旺盛な人
チャレンジ意欲が高く、いろんな業務に挑戦したい人にもぴったりです!
前述の通り、オンライン秘書の業務内容は多岐に渡ります。対応したことのない業務を依頼されることも多く、幅広いスキルを身につける機会に恵まれています。お客さまによって考え方も異なるため、問題解決能力やコミュニケーションスキルも自然と向上するでしょう。
また最近では、Webライターとオンライン秘書、Webデザイナーとオンライン秘書など、職種を掛け合わせて希少価値を高める人も増えています。幅広い業務に挑戦してスキルアップしたい! という方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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オンライン秘書のお仕事は、本当に業務内容が幅広いですね! 他のWeb系在宅ワークの職種と組み合わせて働くのも、キャリアの幅が広がりそうです。
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▶プロフィール
まるまめ(オンライン秘書)
10年間の専業主婦期間を経て、オンライン秘書にチャレンジ! 中1と、小6の双子の子育て中。電話対応やコミュニティ運営の裏方など、幅広い業務を担っている。
文=YY