【衝撃ビフォーアフター】子どものものでいっぱいのリビングをプロが片付けたら…大量のおもちゃを捨てずに片づける技とは

1998年、老舗の家事代行サービス会社に入社。25年以上にわたり現場第一主義を貫き、5000軒以上のお宅でサービスを重ねてきた経験から、独自の古堅式メソッドを確立。著書累計は70万部を超え、テレビや雑誌などメディア取材協力も多数。
今回片づけるお家は…
3LDKの一軒家に4人で暮らすご家族

子どもに関するモノにあふれたリビングにお悩み。
共働き家庭ならではの悩み
古堅さんがレスキューに向かったのは、3LDKの一軒家に4人で暮らす家族。元はお父さんの実家だった家をリフォームして住んでいます。高齢出産で念願のお子さんを授かったご夫婦ですが、共働きをしながら子育てする毎日に精一杯で、部屋を使いやすくしたり、片付けたりするところまでは手が回らないとのこと。
特に気になっているのが、家族みんなの生活の場であるリビング。リビングの一角に子ども用の洋服かけやたんすが置かれており、保育園に通う子どもたちのお支度セットもここが定位置です。
さらにおもちゃもあり、子どもに関する一通りのモノがリビングに揃っています。しかしその結果、リビングが狭くなってしまったうえ、目に入る景色がごちゃごちゃして、くつろぐどころか「なんだか疲れる」リビングに。

1階のリビングのほか、2階の寝室、物置部屋となってしまっている1部屋と、全部の部屋と収納の中まで確認した古堅さんは、1階にも2階にも大量にあるおもちゃと、お父さんのコレクション、そして活用されていない収納に注目。すっきりしたリビングを作るために、2階の部屋も大胆な役割変更を提案します。
大量のおもちゃを見直し
この家が散らかって見える大きな原因となっていたのが子どもたちのおもちゃ。高齢出産だったこのご夫婦は、周りの人からお下がりでおもちゃをいただくことが多かったそう。
それに加えてついつい親が買ってしまったおもちゃも増えがちで、いつしか家の中に大量のおもちゃが。

でも、数々のお子さんのいる家庭の片付けをしてきた古堅さんによれば、「子どもが本当に気に入って遊ぶおもちゃはごく一部」なのだそう。
そこで、リビングの目につくところには本当によく遊ぶおもちゃだけを厳選して残します。そのほかのおもちゃは2階に運び、扉の中や目につかない場所、収納の奥のほうへといったん寄せました。
捨てたわけではないので、子どもから「あのおもちゃは?」と聞かれたら出すこともできます。
リビングも2階の物置部屋も、家中が大変身!
おもちゃやコレクションといったモノのほかにも、効率的でない家事動線、家族が一緒に寝られない寝室など、動画では、この家の数々の問題を古堅さんが片付けでズバッと解決しています。
リビングは広々とした快適な空間になり見違えるよう。YouTube動画では各部屋を順に片付けていく様子を見ることができ、大量のモノを攻略していく様子を見るのは爽快です。






* * *
依頼主の事情を丁寧にヒアリングしながら、快適な家づくりを実現した古堅さんにお話を伺いました!
ーーー動画の中で、依頼者の性格やタイプ、暮らしぶりなどを細かくヒアリングしながらお片付けの方向性を決めていく姿が印象的でした。依頼者の家を片づけるうえで、古堅さんが1番大切にされていることを教えてください。
その家の家族の要望をきちんと把握することです。
お母さんの困りごとだけ解決して済むなら、お母さんが解決できてると思うんですよ。20年来やってきて、1人だけの意見を聞くと失敗するんだなという経験もしてきました。
だから家族が何と言ってるか、どう思っているかを、片付ける前にすごく聞きますね。片付けで困っているお母さんだけでなく、その場にいる人もいない人もみなさんの意見を聞きます。
できれば本人から意思を聞きたいですね。いない人が置いてけぼりになることなく、家族みんなが笑顔になれるように、というのを心がけています。
ーーー動画では、物を片づけるだけでなく、部屋のレイアウトも変えていました。物を配置するうえで、気を付けるべきポイントがあれば教えてください。
大事なのはまず景色(普段、その部屋で過ごすときに見える部屋の状態のこと)。リビングなど、家族が過ごすパブリックスペースは特に、まず景色を整えることを考えてください。リビングの景色を整える方法としては…
◆リビングの景色にふさわしくないものは寄せる。暮らす空間とモノの場所はしっかり分けて考えましょう。
◆目につく場所にモロ出し収納(=中身が常に見える収納)は置かない。収納を置くのなら、扉つきの家具を。
◆背の高い収納は圧迫感があるので避ける。腰高くらいまでの高さにしておくとすっきり見えます。
◆家族の動線を考えて家具やモノを配置する。
ーーーレタスクラブユーザーのなかには「毎日片付けをする時間はない!」という人も多いです。「散らからない部屋づくり」のために、日ごろから気を付けておくべきポイントを教えてください。
家中を急に片付いた状態にするのは無理でも、家族が集まるリビングの目立つところ…ダイニングテーブルもしくはキッチンカウンターの上は更地(=絶対にモノを置かない)と決めて、家族で約束してみましょう。
使った人が戻す、を狭いスペースで徹底するだけでも、部屋に入ったときに見える景色が変わって、ほっとできると思います。それができるようになったら、片付いたスペースを少しずつ増やせるよう、頑張ってみてください!
文=TH
Information
YouTube:週末ビフォーアフター
Instagram:@junkofurukata
TikTok:@weekend_before_after
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