初心者の疑問、聞いてみました! 清水みさとさんに聞く「サウナのマナーと楽しみ方」

 『ご自愛サウナライフ』より

「最近、サウナにハマってる」そんな声を聞く機会が増えた気がしませんか?

サウナブームのきっかけは、ドラマ化もされたタナカカツキ氏の著作『サ道』がヒットしたこと。さらに、SNSでは「#サ活」のハッシュタグとともに、サウナの感想やサウナ飯、お気に入り施設の情報を発信するファンが増えました。こうした広がりに後押しされ、女性向けや初心者にやさしい新しいサウナ施設も続々と登場しています。

そんなサウナブームの中で、『サウナ愛』を発信し続けているのが、女優・タレントの清水みさとさん。サウナ歴10年以上、ほぼ毎日通うほどの筋金入りで、サウナ検索サイト「サウナイキタイ」のポスターモデルも務めるなど、熱心なサウナファンとして知られています。

【マンガ】『ご自愛サウナライフ』を最初から読む
   『ご自愛サウナライフ』

清水さんは今年4月に書籍『ご自愛サウナライフ』を発表。「サウナのある日常」を大切にしてきた清水さんだからこそ描ける、リアルなサウナの楽しみ方が詰まっています。サウナ好きな人なら共感すること間違いなし、また「サウナに興味はあるけどマナーがわからない…」と感じている方には、サウナデビューにお役立ちの内容になっています。

まずはこの書籍の中から、清水さんのサウナの楽しみ方についてご紹介しましょう。

清水みさと流「サウナのマナーと楽しみ方」


『ご自愛サウナライフ』より

『ご自愛サウナライフ』より

【サウナに入る前】
まず脱水予防に水分補給。サウナ前にアルコールは避けましょう。
金属のアクセサリーはできるだけ外しましょう、忘れて入ると火傷して危険です。
銭湯スペースに入ったら、サウナに入る前にまず髪と身体を洗いましょう。

『ご自愛サウナライフ』より

『ご自愛サウナライフ』より

『ご自愛サウナライフ』より

【サウナに入室】
裸で入る場合は直で座らないように。座る時にお尻にタオルを敷きます。サウナマットが常備されているサウナもあります。段差のあるサウナは一番上が熱く、入口側のほうが温度が低いです。熱かったら途中で移動してもOKです。

清水さんの場合は6〜7分サウナ室に入っていることが多いそうですが、人によって10分や12分などさまざま。自分が心地よく入れるなと思う時間で楽しんでください。

『ご自愛サウナライフ』より

『ご自愛サウナライフ』より

【水風呂】
清水さんの場合は丸い玉汗が体に流れ始めたら合図。いざ水風呂へ!
水風呂に入る前にはかけ湯かかけ水、シャワーで汗を流します。息を吐きながら一気に全身水風呂に浸かります。清水さんの場合はだいたい10〜30秒ほど。人によって1〜2分の人もいるそうです。清水さんも最初は水風呂が怖かったそうですが、慣れたら嘘のようにリラックスできたそうです。

『ご自愛サウナライフ』より

【休憩】
サウナのあとは椅子に座って休憩。外気浴のできるサウナは自分に全集中できる時間。頭も体もふわふわして無重力の宇宙にいるかのような時間になるそうです。

『ご自愛サウナライフ』より

【サウナ後】
サウナの後に食べるご飯は格別!サウナで整ったあとは五感が研ぎ澄まされ、白飯だけでもおいしく感じるのだとか。サウナのあとのビールも美味しそうですね。

サウナ初心者が清水みさとさんに聞いてみた!サウナのお作法は?


――サウナの入り方の紹介はわかりやすくて参考になりました! サウナ未経験者にはなかなかサウナのお作法がわからずハードルが高いところもあるのですが、「ここだけ気をつけておけばOK!」というマナーはありますか?

清水さん:サウナに入る前に、髪の毛と体さえ洗っておけば、特に怒られずに済むと思います。女性あるあるですが! 他のことで理不尽に注意されても、「はーい」って聞き流し系ギャルマインドで対処しましょう。

 『ご自愛サウナライフ』より


――初心者がサウナに持っていくべき持ち物は何がありますか? また、これがあると便利、といったアイテムはありますか?

清水さん:わたしは荷物を少なくしたい派なので、タオルなどはいつもレンタルして、唯一、サウナ上がりに塗るオールインワンのみ持っています。わたしは雪肌精を使っています。
シャンプーとかもあるものをわたしは使いますし、気になる方はドラッグストアなどに売っている小分けのものを鞄に忍ばせるのもいいと思います。

  『ご自愛サウナライフ』より


――サウナハット、サウナマット、サウナドリンクなどの名前をよく見かけますが、これらはサウナに行くときは持参したほうがいいものですか?

清水さん:正直なくてもいけます! サウナハットがわりにわたしはタオルを頭に乗せます。サウナマットも置いてあるところや、サウナ用のタオルがついてくることもあるのでなくても全然大丈夫です。ドリンクもほしかったら自販機などで買えばオッケー!

――清水さんがサウナの入り方でこだわっているポイント、こころがけていることはありますか?

清水さん:自分のリズムで入ること。あと、サウナも水風呂も何分以上入らなきゃとか、あんまり決めていません。6分入りたいと思いつつ、夏場は5分で汗だくになるので出ちゃいます。長く入りたい日は長く入ればいいし、出たければ出る。ルールは決めすぎると窮屈になるので、その時の自分の体にぴったりなことをするようにしています。

『ご自愛サウナライフ』より


――近年はよく「サウナでととのう」という言葉が聞かれます。これはサウナに慣れると毎回得られる感覚でしょうか、それとも体調や気分によって変わってくるものでしょうか?

清水さん:「ととのう」も、人によって全然違うと思うので、わたしは「あー気持ちいい」と思ったら「ととのった」としてます。気持ち良ければいい!(笑)それくらいのハードルの低さでサウナを楽しんでるので毎日ととのってます。

『ご自愛サウナライフ』より

『ご自愛サウナライフ』より


――サウナ初心者が「ととのう」感覚を体験するためにはどうしたらいいですか?

清水さん:自然の中でのはサウナは、風に吹かれたり、木々の揺れに耳を覚ませたり、五感が開いてる感覚があるので、普段感じられない心地よさに触れられるので、おすすめです。

  『ご自愛サウナライフ』より

   *    *    *

清水さんの言葉から見えてきたのは、気負わず、マイペースで楽しむ「サウナとの付き合い方」。興味はあるけどちょっとハードルが高い…と感じていた方も、清水さんの楽しみ方を参考にして、気楽に飛び込んでみてはいかがでしょうか。サウナのある生活が、日常に癒やしとメリハリを与えてくれるかもしれません。

取材・文=レタスユキ

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