「手足が冷たい」「布団が寒い」を解決! 冷えとりの第一人者が教える、朝から夜までの体を温める技術3選
【朝のお悩み】冷えにくい体をつくるために、通勤時などに簡単にできる運動はありませんか?
A.大股早歩きや洗濯干しスクワットがおすすめです

冷えない体をつくるには、筋肉をつけて有酸素運動をするのがいいでしょう。おすすめしたいのが、大股早歩きと洗濯干しスクワット。
大股早歩きとは、歩幅をいつもより大きくしながら、やや心拍数が上がる程度の早歩きをすることです。歩くと血流がよくなり、大きな筋肉のある太ももやお尻の筋肉が増えて、熱を生み出しやすくなります。大股早歩きはその効果がより高まる歩き方です。歩くことは認知症やがんなどあらゆる病気の予防に効果があると言われているので、健康の面からもメリット大でしょう。
60歳以下の場合、理想は1日8000歩歩くこと。歩数は通勤や散歩、買い物などを合計してかまいませんが、1日20分程度は続けて大股早歩きをしてみましょう。朝~昼はとくに効果的。また、通勤時などに駅や会社に階段があれば、天然のジムだと思ってどんどん利用してください。
朝、洗濯物を干すときに、洗濯かごから洗濯物を1枚取り出すたびにしゃがんでスクワットをするのもいい方法です。スクワットも下半身の筋肉量がアップするので、熱産生力が上がって血流が増え、手足など体の末端まで温まりやすくなります。
【昼のお悩み】1日中デスクワークをしているとどうも体が冷えてきます
A.30分おきに立ったり座ったりして。アイソメトリック運動も◎

日本人は先進諸国でもっとも座っている時間が長いそうです。座っていると太ももやお尻の筋肉が圧迫されて血流が滞り、筋肉がまったく収縮しないので熱も生み出されないため、体の冷えにつながります。さらに、1日11時間以上座っていると死亡率が約40%上がるというデータもあるほど、座りすぎは命に危険をもたらすような病気を招くそうです。「座りっぱなし」はできるだけ避けるようにしてください。
デスクワーク中も、タイマーをかけるなどして、30分おきに何度か立ったり座ったりを繰り返しましょう。これだけでも軽いスクワットになります。体を動かさずに筋肉を緊張させて数秒キープする筋トレ「アイソメトリック運動」をするのもいいですね。たとえば、両膝を内側に押し合って5〜10秒キープすれば、冷え改善に深く関わる太もも内側、内転筋の運動になります。手のひらを合わせて押し合う、首を動かさないようにして側頭部を押す、などの運動でも腕や首に筋力がつき、血流や代謝がアップします。
足先が冷えてつらいときの裏技として、肌に直接、もしくは靴下の上から、つま先にアルミホイルを巻きつける、という方法があります。この方法は電気設備のない屋外など、どこでも使え、安価なのがメリット。布団の中で行ってもOKです。
【寝る前のお悩み】布団が冷たくて寝るときに寒い。温めるいい方法は?
A.寝具は寝る前に温めておく
寝る時間よりも前に温めアイテムをセットして、あらかじめ寝具を温めておくといいでしょう。湯たんぽや電気毛布など、温度の高いものを使うのが効率的です。ただし、電気毛布はつけっぱなしで寝ると、汗をかいて逆に体が冷えたり、脱水を起こす可能性があるので要注意。湯たんぽなら自然に温度が下がるので、入れっぱなしでもかまいません。湯たんぽは足元に置く人が多いですが、お腹が冷える人はお腹の周りに置くなど、温めたいところにセットして。
羽毛布団を使っている人は、毛布を羽毛布団の下ではなく上にかけましょう。羽毛布団は羽毛の間に空気をため、体温で温まった空気を逃がさないことで熱をキープします。上から毛布で覆う方が蒸れにくく、熱が逃げません。
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現代人は乗りものや家電の発達で体を動かさなくなったため、全体的に筋肉量が低下して熱を生み出しにくい体になっています。通勤や移動中に電車の席が空いていなかったら「運動のチャンスだ。ラッキー!」と思って。掃除も掃除ロボットに頼らず、掃除機やほうきを使ってみましょう。ラクばかりしないで、少し体をいじめながら生きていくと、元気で長生きできるそうですよ!
取材と文=高梨奈々
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