そのメイク、老け見えの原因かも…⁉ 超人気ヘアメイク職人・化け子直伝「10歳若返る」ベースメイクの極意

あなたのメイク、20代のまま止まっていたりしませんか？「メイクするとなんだか老けてしまうけど、しないととんでもないことに…」と嘆く方は必見！YouTubeでも大人気の化け子さんが指南する「脱・老け顔のベースメイク術」をお届けします。
「年齢に合わせてテクニックもアップデートしつつ、10歳若返っちゃいましょう」と化け子さん。
まずは若見えベースメイクのために化け子さんが最も重きをおくという、スキンケアについてうかがいました。

若見えしたいなら、何はなくともスキンケア！

化け子さん「どんなに優秀なファンデを使っても、肌の状態がよくなければカバーしきれません。イマイチな肌を隠そうとして厚塗りになると、塗り重ねた分だけオバサン化……という恐怖が待っているのよ～。でも安心して！逆に土台である肌を整えれば、薄いベースメイクでも大丈夫なのです」

メイク＝汚れをしっかり落とすことからスタート

まずは、メイクをきちんと落とすことが大事だそう。
化け子さん「時間が経てば、メイクなんてただの汚れ！そこを忘れないでね。ちゃんと落とさないと肌がゴワつくし、水分不足になったり脂が出過ぎたりもするのでご注意。
私はオイルクレンジング一択です。だって手早くしっかり落とせるので、無駄に肌をこすって摩擦を起こしたりせず済むから。肌への負担を減らすためにも、時間をかけないことは大事！クレンジング30秒、洗い流し1分が目安です。
メイクは落ちるけどオイルが残る感じがあるので、私はダブル洗顔します。その場合はアミノ酸系の泡洗顔がおすすめよ」

絶大な整え効果を感じるローションパック

スキンケアの基本の「キ」は、
①化粧水で水分補給
②美容液で栄養をプラス
③クリームでふたをする
だそう。

化け子さん「どの工程も『私の肌は絹ごし豆腐♪』と、お豆腐を扱うように丁寧なタッチを心がけて。お肌を雑に扱うと、色素沈着の原因に。さらにたるむし、毛穴は広がるしで、いいことは何一つないので注意！
超めんどくさがりの私が、効果を感じて思わず続けてしまっているのが、＜ローションパック＞。毛穴の水分不足を補うことで、毛穴や小ジワが目立たなくなる・肌のキメが整う・化粧崩れしにくくなるなど、いいこと尽くしよ！」

＜化け子流ローションパックのやり方＞
1容器に水と化粧水（アルコールフリー）を入れる。
2大判のコットンを2枚に裂き、1に浸す。

3たっぷり水分を含んだコットン2枚分を、鼻の穴を避け、顔の上下に分けて貼りつける（目と口の部分は穴を開けて）。

朝のスキンケアには、もちろん日焼け止めまで含まれてるから忘れないでほしいと化け子さん。
紫外線はシミ、シワ、たるみのもとなので、顔だけでなく首までしっかり塗りましょう。
『日焼け止めは、塗るだけでなく、それと同じくらいクレンジングでしっかり落とすことも大事！油分を含んでいるので、水やお湯では落ちないのよ～。「今日はノーメイクだし、ササッとお湯だけ洗顔で済ましちゃえ！』は絶対NG～！
どんなに高価な美容液やクリームを使っても、土台（＝肌）が整っていないと浸透しません！」

メイクをしっかり落としてローションパックで水分補給し、万全な肌体勢を作り上げましょう！

＃プロフィール
教えてくれたのは
化け子さん
本名：岸順子。1966年生まれ。芸能界で長年活躍する現役ヘアメイクアーティスト。登録者数40万人超えの人気YouTubeチャンネル「ヘアメイク職人　化け子の駆け込み寺」を運営。『化け子のオキテ。：オトナのための　シン常識の美活ワザ100』（主婦と生活社）など、著書多数。

取材・文＝長田由香