「30代からずっと同じ化粧水」はNG⁉ 友利新先生に聞く、冬の乾燥を防ぐ基礎化粧品の正解

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「20代からずっと同じ化粧水」はNG⁉ 友利新先生に聞く、冬の乾燥を防ぐ“基礎化粧品”の正解

夏はしっとり感じていたのに、冬になると夏と同じ基礎化粧品では何となく物足りない…。 顔の肌の乾燥に保湿ケアはなくてはならないものですが、正しい基礎化粧品の選び方や使い方は知っているようで知らないことも多いものです。

「ずっと同じものを使い続けていいの?」「やっぱり高いものに変えるべき?」
そんな疑問を解決すべく、今回も皮膚科医の友利新先生に、冬の肌の乾燥ケアに欠かせない「基礎化粧品の選び方・使い方」について教えていただきました。

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友利新先生

お話を伺ったのは▷皮膚科医 友利 新先生
クリニックに勤務する傍ら、テレビ、雑誌などのメディアやSNSを通じて医師としての立場から美容や健康を追求している。YouTubeはチャンネル登録者数166万人超。

Q. 10年以上同じ化粧水と乳液を使っていますが、変えるべきですか?

「30代の頃から40代になっても10年以上、お気に入りの化粧水と乳液を使っています。最近、何となく物足りなくなってきたけれど、気に入っているし…。同じものを使い続けてもよいのでしょうか?」

A.基礎化粧品は年齢に応じて変えましょう
「肌の乾燥で悩む方の中には、基礎化粧品をずっと更新していない方がいらっしゃいます。肌も年齢とともに変わっていくので、乾燥が気になるようなら年齢相応の基礎化粧品に見直してみましょう。若い頃は皮脂の分泌も多く、細胞の生まれ変わりが早いのですが、年齢を重ねてくると基礎化粧品の力を借りて潤いを足してあげたり、ターンオーバーを促してあげることが必要です。長年愛用していた基礎化粧品から、年齢に応じたものに見直すだけで乾燥のお悩みが軽くなる場合もあります」

Q.乾燥する季節は、化粧水を「たっぷり」つければつけるほどいい?

「季節の変わり目になると肌の乾燥を感じるため、秋冬になると夏の2倍ほど化粧水をつけるようにしています。化粧水はたくさんつければつけるほど、保湿効果が高まるのでしょうか?」

A.肌に浸透する量には限界があります。「規定量」を守りましょう。

肌に浸透する量には限界があります。「規定量」を守りましょう。

「湿度や温度が下がる冬は、どうしてもお肌の水分が奪われやすくなり、乾燥やつっぱりを感じる方が多くなります。ですから、しっかりと保湿を意識することはとても大切なスキンケア習慣です。

ただし、どれだけたくさん塗っても、実際に肌に浸透する量には限界があります。たとえば、化粧水を1本まるごと使い切ったとしても、肌が吸収できるのは必要な分だけ。結局は表面に残ってしまう分も多く、効果が高まるわけではありません。

それぞれの化粧品には、メーカーが想定した“適量”や“推奨使用量”がきちんと明記されています。その量こそが、肌のうるおいを保つために最もバランスの取れた使用量です。ですから、むやみに多く使うよりも、適量を守って丁寧に重ねづけする方が効果的です。

また、化粧水で肌に水分を与えた後は、乳液やクリームなどでしっかりとフタをして、水分の蒸発を防ぐことも忘れないようにしましょう」

Q. 「朝用」「夜用」に分かれているコスメ、使い分けたほうがいい?

「コスメ売り場に行くと、朝用化粧水、夜用化粧水など、朝用と夜用の基礎化粧品が分かれている場合と、分かれていない場合があります。やはり、朝用、夜用、分けて使ったほうがより高い保湿効果が期待できるのでしょうか?」

A.肌に合っていれば、朝夜一緒のものでも大丈夫
「夜用クリーム、朝用美容液など各社が研究を重ねて、プラスワンの効果を狙った優れた商品がたくさん発売されています。でも、今使っている化粧水や乳液が自分の肌に合っていて保湿効果を感じられていれば、朝用夜用にこだわらず朝晩同じものをつけていても問題ありません。大事なのは保湿ケアをさぼらないこと。朝晩、異なる商品を使うのが面倒くさいと感じるなら、朝晩同じ基礎化粧品を使っても保湿ケアを続けることのほうが大切です」

まとめ

基礎化粧品は乾燥肌の命綱。あなたの肌に合った化粧水や乳液を使って、さぼらずにケアを続ければ、冬でも肌が内側から潤って、ぷるぷる肌が持続します。ぜひ、これを機に今一度、化粧水、乳液、クリームなど、あなたの保湿基礎化粧品を見直してみましょう。

取材と文=山本美和

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