万博で行列だった立方体の人気ケーキ!チョコとココナッツをまぶした「ラミントン」

ケーキ型は必要なし。バットで作る英国菓子
イギリスで親しまれている「トレイベイク」。天板に直接生地を流し込んで作るお菓子で、薄く広げて焼くから焼き時間が短いし、大人数で楽しめるのが魅力です。
でも本場イギリスのレシピだと、わたしたちにはちょっとボリュームが多め。そこで、英国菓子を知り尽くした著者が、日本流に小ぶりのバットで作れるレシピを考案。本場の味わいや手軽さは残しつつ、作りやすい分量や手に入りやすい材料で作れるレシピになっています。
今年のバレンタインは、バットで手軽に、英国流お菓子を作ってみませんか。
※本記事は安田真理子著の書籍『SWEET TRAYBAKE バットで作れるかんたん英国菓子』から一部抜粋・編集しました。
Lamingtons
ラミントン

ある日イギリスのマーケットを歩いていると、目に飛び込んできた茶色のココナッツまみれの立方体。「ラミントンっていうのよ、絶対おいしいから食べてみて」。その場でパクリとかじってみると、顔を出したのは黄色のふわふわバニラスポンジ!
実はこのお菓子、生まれはオーストラリア。その名は1896 年から1901 年までクイーンズランドの総督を務めたイギリス人のラミントン卿にちなんでいるのだとか。1900 年頃からそのレシピがオーストラリア中に広がり、人気に火がついたそう。
もともとココナッツとチョコレートが大好きな英国人。イギリス国内でも気付くと人気者に。今ではすっかりイギリス菓子の一員のような顔をしてマーケットに並んでいます。
【材料】(縦24.2×横19.6×高さ3.5cmのバット1台分)
バター(食塩不使用)a…120g
A
薄力粉…140g
コーンスターチ…25g
ベーキングパウダー…小さじ1と1/2
B
グラニュー糖…140g
卵…120g
牛乳…50ml
[チョコレートソース]
牛乳…125ml
バター(食塩不使用)b…20g
粉砂糖…160g
ココアパウダー…40g
ココナッツファイン…125g
【準備】
* バットに薄くオイル(分量外)を塗り、オーブンシートを敷きます。
* オーブンを170℃に予熱します。
* バターa bと卵を室温に戻します。
★お菓子の食べごろの目安
作りたてから2日目まで。
★お菓子の保存方法と期間
保存容器に入れて冷蔵庫で約3日間、冷凍庫で約1か月間。
【作り方】

1:ボウルにバターaを入れ、ゴムべらでなめらかになるまで練ります。

2:1にAを合わせてふるい入れ、Bを加えます。

3:2をハンドミキサーで全体が均一でなめらかな状態になるまで混ぜます。

4:バットに3を流し入れ、パレットナイフなどで平らにならします。

5:4を予熱したオーブンで30分ほど焼きます。表面を押して弾力があれば焼きあがり。粗熱が取れたらバットから出し、網の上にのせて完全に冷まします。

6:[チョコレートソース]を作ります。小鍋に牛乳とバターbを入れて中火にかけ、バターが溶けたら火からおろします。粉砂糖とココアパウダーを合わせてふるい、小鍋に加え、泡立て器でなめらかになるまで混ぜ合わせます。

7:5を4cm角程度の正方形に切ります。フォークなどに刺して6のチョコレートソースに手早く浸し、余分なソースを振り落とします。

8:7をココナッツファインの上で転がし、全体にまぶします。
※使用されているバットは、野田琺瑯(縦24.2×横19.6×高さ3.5cm)。同じようなサイズであれば、お手持ちのオーブン使用可のバットでOK
※オーブン使用の場合、電気でもガスでも本記事のレシピ通りの温度と時間で焼いてください。ただし、メーカーや機種によって火力が異なるため、様子を見ながら温度は10°C前後、時間は5分前後から、調整してください
◆著者/安田 真理子
仙台市出身。栃木県宇都宮市にてイギリス菓子「Galettes and Biscuits」を主宰(教室歴20年)。4年の在英期間中にイギリスの一般家庭やスクールにてイギリス菓子、イギリス料理、シュガークラフト、紅茶をはじめイギリス文化を広く学び、その後も渡英を重ねている。
著=安田真理子/『SWEET TRAYBAKE バットで作れるかんたん英国菓子』
Information
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