毎日の工夫で差がつく!「花粉症シーズンを乗り切る生活習慣」朝晩の対策9選

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毎日の習慣で差がつく「花粉症シーズンを乗り切る生活習慣」

そろそろ本格的な春の花粉症シーズンが到来。そこで少しでも症状を軽減させたい人におすすめの生活習慣を、専門医が指南! ことしの花粉の傾向や、1日の飛散量ピークの時間帯を知って、生活に上手に取り入れてみてください。

教えてくれたのは▷石井正則先生
JCHO 東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科診療部長。医学博士。耳鳴りやめまいなどの神経耳科の専門医であり、花粉症やアレルギーにも詳しく、テレビや新聞、雑誌などメディアでも活躍中。『70歳から難聴・耳鳴り・認知症を防ぐ対処法』(さくら舎)など著書多数。

【画像で確認】毎日の習慣に!「花粉症シーズンを乗り切る」9つの対策

花粉の飛散ピークは1日2回!

地域やその日の天気にもよりますが、 日の出とともに山から飛散した花粉が都市部に流れ、1回目のピークを迎えるのが10時~14時ごろ。日没前にいったん落ち着くものの、夕方以降の気温の低下で上空の花粉が地上に舞い降り、再度ピークに。

今シーズンも花粉は増加傾向。早めの対策がカギ!

「夏の日照時間の長さや、地球温暖化の影響で、春の花粉症シーズンの始まりが年々前倒しになっています。特にことしは関東から東北、北海道にかけての地域で花粉の飛散量が多くなると予想。そのため多くの人が1月下旬から症状が出始めるでしょう」と石井正則先生。「花粉症は初期治療が大事なため、医療機関が混む前に早めの受診を」と呼びかけています。「花粉の飛散量が多いと、新たに花粉症デビューする人も増え、小さな子どもでも発症します。日頃の生活習慣を見直すことは、症状の軽減はもちろん、発症を防ぐことにもつながります」

朝のおすすめ習慣

洗濯物は部屋干しが基本。外干しするなら早朝に

洗濯物は部屋干しが基本。外干しするなら早朝に

身に着ける衣服や肌に触れるタオルの管理は何より肝心。「どうしても外干ししたい場合は早朝に干し、10時前までの短時間で取り込むこと。布団も同様に外干しはせず、布団用掃除機や布団乾燥機、コインランドリーを活用するなどの工夫を」

免疫力アップにつながる腸活食材は朝食にとる

免疫力アップにつながる腸活食材は朝食にとる

ヨーグルトや納豆、もろみ酢など、腸内細菌を増やす食材を毎日とることも、花粉症の症状緩和に役立つ可能性が。「腸内環境が整うと免疫力が上がって症状が軽減するので、積極的にとるようにして。朝に食べることで自律神経のスイッチが入り、バランスも整います」

外での運動や犬の散歩も早朝にするのが吉

外での運動や犬の散歩も早朝にするのが吉

運動や散歩の習慣はいいことですが、花粉が多い時間に行なうのは要注意。「できるなら、飛散量の少ない早朝にすませてしまいましょう。意外と見落としがちなのが、犬の毛についた花粉です。散歩後は家に入る前にしっかり払うか、洗い流すようにして」

朝、歯を磨くタイミングで鼻うがいもする

朝、歯を磨くタイミングで鼻うがいもする

鼻の通りが悪いときは、市販の洗浄液や生理食塩水を使って「鼻うがい」をするのがおすすめ。「まずは朝、歯を磨くタイミングで、一緒に行なってみてください。あとは帰宅後、寝る前など、1日1~2回程度を目安に行なうとより効果的です」

夜のおすすめ習慣

空気清浄機は24時間つけっぱなしに

空気清浄機は24時間つけっぱなしに

家の中に入り込んだ花粉を除去するのに欠かせない空気清浄機。「花粉は常に人の動きで舞い上がるので、24時間つけっぱなしでOK。エアコンの風でも同様のため、エアコンの下に置いておくと◎。人の多いリビングや寝室にあると安心です」

床掃除はフロアワイパーをかけてから掃除機で

床掃除はフロアワイパーをかけてから掃除機で

掃除機の排気で舞い上げないよう、フロアワイパーを活用。「花粉は水を含むとはじけて、よりアレルギー反応がひどくなりますが、から拭きだけだと不十分。面倒ですが、この時期だけは水拭き後にすぐから拭きをし、さらに掃除機で吸い取ると安心」

飲酒をするなら寝る2時間前までにすます

飲酒をするなら寝る2時間前までにすます

お酒を飲むと血管が拡張し、鼻の粘膜が充血して腫れるため、鼻詰まりが悪化。「できるだけ飲酒は控え、飲むなら寝る2時間前までを徹底して。鼻詰まりで睡眠不足やストレスが続くと免疫力が下がり、症状が悪化する原因にもなるので注意が必要です」

内服薬で眠くなるのが嫌なら寝る前にのむ

内服薬で眠くなるのが嫌なら寝る前にのむ

花粉症の内服薬によっては、抗ヒスタミン成分が作用し、服用時間やのみ方によって眠気が強くなることも。「眠くなると日中の仕事や運転などに影響が出てしまうので、医師に相談して眠くなりにくいものを選ぶか、寝る前にのむのがいいでしょう」

鼻詰まりで眠れない人は寝る直前に点鼻薬を

鼻詰まりで眠れない人は寝る食前に点鼻薬を

内服薬と同様に、点鼻薬も症状が出やすい時間帯に合わせて、使うタイミングを工夫。 「薬剤によって1日の使用回数が決まっています。寝ている間の鼻詰まりや鼻水がひどい人は、寝る前にも鼻うがいをし、寝る直前に点鼻薬を使うのが最も効果的です」

* * *

花粉症対策は、毎日の過ごし方を見直すことが大切です。洗濯や掃除、食事、運動、睡眠前の習慣に、ぜひできることから取り入れてみてくださいね。

イラスト/nenne
文=畠山麻美

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