あなたの部屋は大丈夫? 地震で命を守る「家具の置き方」OK例・NG例【防災士に聞く】 #知り続ける

アベナオミさん…宮城県在住のイラストレーター、コミックエッセイを中心に活動中。現在は3児の母。長男が1歳のときに東日本大震災を経験し、防災に関するイラストとコミックがライフワークの一つ。2016年12月には防災士の資格を取得。震災時の自宅避難体験を描いたコミックエッセイ『今日、地震がおきたら』が大きな反響を呼びました。
今すぐできる地震対策。家具の配置で安全性が変わる
大地震では、家具や本棚が倒れて下敷きになったりケガをしたり、部屋の出入り口をふさがれ避難が遅れることがあります。寝室や家族がよく集まる場所を中心に家具の配置を見直せば、いまの家がぐっと安全になります。
【寝室】
できるだけ背の低い家具にする。ベッドと背の高い家具との位置に注意する。
[NG]
ベッドと背の高い家具が向かい合わせ。就寝中の急な地震で下敷きになるリスク大。

[OK]
ベッドと家具を並行に置くと倒れても下敷きにならない。停電に備えてLEDライトを枕元に置くとさらにGOOD。

[NG]
家具が倒れた時に部屋の扉をふさぐ位置にあると、閉じ込められるリスクが高まる。

[OK]
部屋の扉と並行に置くか、低い家具にして出入口をふさがない。

【リビング】
長く人がいる場所に高い家具は置かない&家具の上にワレモノを飾らない。テレビや窓の近くに物を置かない。
[NG]
窓を背にテレビや家具を置くと揺れによって窓ガラスにあたり割れることも。

[OK]
倒れても窓に当たらない位置にテレビや家具を置く。

【子ども部屋】
寝ている場所、机の近くにおもちゃや本など落下してきそうな物は置かない。
[NG]
高いタンスは倒れると危険。棚の上におもちゃや本を置くと落下してケガをする可能性も。

[OK]
背の低い家具やベッド下収納などを利用して、低い位置に収納をまとめる。

* * *
防災対策は、防災グッズを揃えることだけではありません。家具の配置を見直すことは、いざという時の生存率を左右します。もし「揺れたら危ない」と感じる場所があったら、家具の配置を変えてみましょう。それが家族を守るための大きな一歩になるはずです。
※本記事はアベナオミ著の書籍『今日、地震がおきたら』から一部抜粋・編集しました。
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