超人気俳優イ・ビョンホン来日撮り下ろし「ドンキで…」世界的スターが日本で必ず買う“意外なもの”と大好物を告白
――ビョンホンさんも、本当にすごい方だなと感動した出来事があります。ずっと前に済州島でのファンミーティングで司会をさせていただいたことがあります(ビョンホンさんは驚いて思わず握手!)。撮影が長引いた直後、かなり遅い時間に会場へ駆けつけてくださいましたよね。
多忙を極めるスーパースターでいらっしゃいますし、本当にお疲れのはずですから、私の方では「さらっと確認して…」と考えていたんです。ところが、ビョンホンさんは、台本の一つ一つ丁寧に読みながら「ここはもっとこうしたいです」と、ファンの皆さんのために、より良いステージにするためのアイデアを熱心に提案してくださる姿に驚きました。
イ・ビョンホン「ありがとうございます(笑)」
――お話をうかがっていると、ビョンホンさんはパク監督と似ているところがあると思いますが、ご自身としてはいかがですか。
イ・ビョンホン「監督と共通している部分は、撮影現場で自分のシーンの撮影に入るときをのぞいて、私はとても愉快な人間というところでしょうか。監督も撮影現場で面白い冗談を言うのが大好きなんですね。なので、2人で会話する時間は私だけでなく周りのスタッフたちも楽しんでくれる、そんな部分がちょっと似てるかもしれません。
それに私もそうですが、監督は求めているものが撮れないときには二十回も三十回も繰り返します。そういうところも似ているかもしれません」

――ビョンホンさんも、現場でアイデアをたくさん出されたそうですね。ヨム・ヘランさん、イ・ソンミンさんとの銃を取り合うシーンが最高でした!
イ・ビョンホン「あれは現場でリハーサルをしているときに『監督、こんなのはどう?』とアイデアを出したんです。確実に銃を扱えるのはプロの人間であって、私たちのような人間が極度の興奮状態にあるときは、銃を手にするために争ったらその銃がどこかに行ってしまう…という風になるはずです。そんな状況の中で、三人がまるでミミズのように床を這うという、どこか滑稽に見える場面がまさに人生ではないか?と。笑えるけれど熾烈な感じを出せるのではないかと監督に伝えたところ、『お、それはいい!』ということであのシーンが生まれました」

――その他にもこれはどうやって撮ったんだろうという印象的なシーンもたくさんありました。特にビールジョッキの内側からマンスを映し出した演出が素晴らしかったです。
イ・ビョンホン「パク監督だからできたんだと思います。
あのシーンを撮るのに何時間もかかったんです。ジョッキにカメラを装着したり…。色々な準備をして待っている間、僕は隣で何でこんなシーンを長々と撮るのかと疑問をぶつけていました。監督とは本当の兄弟のように仲の良い間柄なので。
でも、結果的に今まで見たことがないようなシーンが生まれました。
パク監督の頭の中にはこういうシーンが全部頭の中にあるんだな、と思いましたね。
爆弾酒がなくなっていく様子やゴクゴクと飲む音、ビールの泡、そして小さな盃がジョッキの下に落ちたカチン!という音…。劇場のスクリーンで見たら本当にリアルでしたし、お酒好きだったら劇場を出たら『ビールを飲まなきゃ!』と思うはずです」

家族ぐるみで仲良くしているソン・イェジンとの初共演は「こんなに息が合うものか」と驚いた
――妻・ミリ役を演じたのは『愛の不時着』のソン・イェジンさんですね。
イ・ビョンホン「どういうわけか、長い俳優生活の中でソン・イェジンさんと一度も共演したことがありませんでした。きっと彼女も同じ思いだったと思います。でも、共演はせずとも、妻(イ・ミンジョンさん)と仲が良くて同じ事務所なので、プライベートでは何度か会っていました。一緒にご飯も食べましたしね。ですから、全く馴染みのない間柄ではなかったんです」

――意外にも初共演なのですね。
イ・ビョンホン「ある程度お互いを知っている状況で初めての共演をしたのですが、とてもやりやすかったですし、こんなに息が合うのだな、と驚くほどでした。
彼女の本当の真価に気づいたのは映画を見てからです。
『うわ~こんな細かいディテールまで感情を込めて演技していたのか!』と、感動しました。本当にいい俳優だと思いました」
――今回のキャストは、この人たちひとりひとりの主演作を何本撮れるだろう? と思うほど豪華ですね。
イ・ビョンホン「共演したイ・ソンミンさんやパク・ヒスンさん、チャ・スンウォンさんは、演技が本当に素晴らしい方々です。ヨム・ヘランさんは、韓国の舞台挨拶で『トレンド俳優のヨム・ヘランです』なんて自己紹介していましたが、その言葉通り、今まさに“旬”の俳優さんです。
これほどに演技が上手な、まさに『演技の怪物』と呼ぶにふさわしい方々と一つの作品で共演できたことは私にとっても本当に楽しい時間で。これほど豪華なキャスティングは、果たして次はいつ実現するのだろうか…と思いました。舞台挨拶でも『撮影が終わるのが残念だった』とお話ししたほどです」

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