昼過ぎに起きてスマホを見てるだけの休日も悪くない!精神科医が「戦略的ダラダラ」を指南

日常で「なんとなくしんどい」「やる気が出ない」と感じながらも、病院に行くほどではない…そんな経験をしたことがある人は多いでしょう。臨床現場で多くの悩みに向き合ってきた精神科医Tomyさんによると、「うつ未満」の状態に苦しむ人が増えているそうです。「うつ未満」は医学的な診断では使われない言葉ですが、精神科医Tomyさんは「うつ病ではないが気力や意欲の低下により物事に積極的に取り組めない状態」と定義しています。
「うつ未満」の原因、そして心が少しラクになる考え方や向き合い方を知って、無理に「大丈夫」と言い続けてきたあなたの心を少しずつ緩めていきましょう。
※本記事は精神科医Tomy著の書籍『うつ未満 。「大丈夫」と言えない日の相談室』から一部抜粋・編集しました。




休みとは「自分軸」を取り戻す時間
まずは、「休む=悪」から、自分の気持ちを解放してあげることが大切よね。アテクシなんかは、正直「ずっと何もしないと疲れるから、適度に働く。それ以外は全部休み」ぐらいに考えているわ。休んでいる状態がデフォルトぐらいに思っている。
「しなければいけない」が存在しない状態が「休み」なのよね。つまり「気まま」でいる状態が休みなのよ。もし何かやりたいことがあるのならやればいいし、何もしたくなければしなければいい。自分の心、本音を聞いて、それに従う。それが休みの本質なのよね。
そのためには「今の自分の気持ち」をちゃんと観察する。つまり、「休む技術」というのは極めて「自分軸」な行為なのよ。ちなみに自分軸という言葉には、ちゃんとした定義があるわけじゃない。アテクシは「自分が納得した行動を選ぶこと」だと思っているわ。仕事をしているときは、いつも自分軸というわけにはいかない。
「しなければいけない」ことが日々わんさか湧いてきて、その対応をしているだけで疲れ切っちゃう。そして、だんだん何のために生きているのかわからなくなる人もいる。だからこそ、自分軸に戻る時間が必要。それが休みなんだと思うのよ。
著者:精神科医Tomy
1978年生まれ。東海中学・東海高校を経て、名古屋大学医学部卒業。医師免許取得後、名古屋大学精神科医局に入局。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。X(旧Twitter)が人気で、39万フォロワーを突破。著書『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)に始まる「1秒シリーズ」は36万部突破のベストセラーに。テレビ・ラジオなどマスコミ出演多数。
著=精神科医Tomy/『うつ未満 。「大丈夫」と言えない日の相談室』
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