「お前は今日から奴隷だから」。入籍当日、夫の信じられない一言から始まった地獄の結婚生活【著者に聞く】


やさしくてスマートで頼りがいのある男性。「理想の相手」とまで感じた夫・誠さんと、カコさんは結婚を決めます。

おなかには赤ちゃんもいる授かり婚。誠さんは「カコと子どものために頑張る」と頼もしく宣言してくれました。
しかし婚姻届を出した直後に告げられたのは、

「お前は今日から奴隷だから」という耳を疑うような言葉。


その後も、働かない、生活費をギャンブルに使う、暴言を吐く…などひどい態度を繰り返す夫。


挙句の果てには、不倫していた相手に中絶手術までさせていたことが発覚します。その後、誠さんは仕事についたものの、カコさんへの当たりはきつくなるばかり。





いつか変わってくれるはずと頑張っていたカコさんでしたが、ついに離婚を決意するのでした。
入籍後に豹変した夫。現実を受け入れられない辛さとの葛藤


―― この体験をマンガにしようと思ったきっかけは何でしたか?
カコさん:自分の結婚生活が入籍初日から苦しくなるなんて、交際中には想像もしていなくて。妊娠中でしたし、しばらくは現実を受け入れられませんでした。
マンガで描いたようにどうにか頑張ろうとしましたが、どんなに頑張っても相手が次々にトラブルを起こしたりして、私がどうにかできることではないと気付きました。私と同じ立場(モラハラで苦しむ妊婦さんや弱い立場の女性達)の方々が泣き寝入りしないで済む、勇気を貰えるような本を作りたいと考えるようになったのがきっかけです。


―― 離婚を決めるまでの結婚生活の中で一番辛かったことは何ですか?
カコさん:全部としか言いようがないのですが…(笑)。相手に共感力が全くない上に、モラハラをする人だったので、苦しいときに重ねるように次から次へとひどい暴言を吐かれたり、様々なことをされたりしたのが辛かったです。その中で一番きつかったのが不倫で、妊娠中にも関わらず体重が減ってしまいました。

―― 離婚調停と裁判の中で大変だったことは何ですか?
カコさん:息子が1歳の時に家を出たので、裁判所等に通うのが物理的に大変でした。また、相手が嘘をつくので証拠を集めるためにいろいろな方に話を聞かなければならず、電話をしたり、足を運んだりするのも、とても大変でした。精神的にきつかったのは、調停委員が私にばかり譲歩を促してきたことです。
* * *
入籍直後に豹変した夫。やさしかったころのことを想うと、にわかには受け入れられない気持ちも分かります。当時カコさんは妊娠中で、実際に離婚へと踏み切るまでには、何度も迷いがあったことでしょう。交際中に相手の本質を見極める大切さを痛感させられます。
文=K.Kunitake
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