いつでも作り立ての味! 最新の冷凍技術は驚くべき進化を遂げていた 画像(1/3) 最新の冷凍技術は、料理の味を落としません

食材や料理を長持ちさせる冷凍保存。手軽に解凍できていつでも食べられるのは便利ですが、どうしても作り立てより味が落ちてしまうのが悩みどころ。ですが、最新の冷凍技術は、驚くべき進化を遂げていました。解凍しても美味しく食べられる「プロトン凍結」が、いま食品業界で注目されています。

味を落とすドリップを少なくする最新技術

プロトン凍結とは、(株)菱豊フリーズシステムズが開発した次世代凍結技術で、その最大の特徴は、冷凍しても食材の味が損なわれにくいこと。通常の冷凍では、解凍するときのドリップ(解凍時に食材から出る水分)が多く出ることで、味覚成分や栄養素も一緒に逃げ出してしまいます。

プロトン凍結は、最新技術によってドリップを減らすことに成功し、解凍しても作り立てのような味を再現できるのだとか。近年、プロトン凍結を採用するメーカーが増え、現在は、業務用の総菜やおせち、オードブルなどの冷凍食品にプロトン凍結が使われています。

いつでも作り立ての味! 最新の冷凍技術は驚くべき進化を遂げていた 画像(3/3) 【写真】おせちやお惣菜など、様々な食品にプロトン凍結が使われています

冷凍食品=ご馳走のイメージに変わるかも?

冷凍による味の低下を防げるのなら、私たちの食卓にも様々な恩恵が期待できそうです。

旬の時期に大量に摂れる食材は、冷凍しておけば、味も栄養も損なわずに一年中食べることができ、食材廃棄を減らすことにもつながります。飲食店でもあらかじめ調理済みの食材を冷凍しておけば、調理時間や人件費が削減でき、急なオーダーや少ないオーダーにも対応可能になるでしょう。

高級レストランのメニューが冷凍食品になれば、特別な日のご馳走やホームパーティーなどおもてなし料理にも、自宅で手軽に本格的な料理を用意することができます。

近年、技術の発展によって、冷凍食品の「手抜き」で「美味しくない」というイメージは変わりつつあります。「冷凍食品といえば高品質なご馳走」となる日も近いかもしれませんね。

【関連レシピ】せん切り野菜のコンソメスープ

すでに食材の水分が出ているスープなら、家庭で冷凍しても味は落ちにくいです。余った野菜はみんなスープに入れて、冷凍ストックしておきましょう。

いつでも作り立ての味! 最新の冷凍技術は驚くべき進化を遂げていた 画像(6/3) 【関連レシピ】せん切り野菜のコンソメスープ

【材料】(2人分)

ハム…3枚

にんじん…3cm

大根…1.5cm

長ねぎの青い部分…10cm分

スープ

 ・固形スープの素…1/2個

 ・塩、こしょう…各少々

 ・水…2カップ

【作り方】

1.にんじん、大根、ハムはせん切りにし、ねぎは長さを半分に切ってからせん切りにする。

2.鍋に1、スープの材料を入れ、3~4分煮る。