「水が透明になるまで洗う」は間違い?ごはんソムリエが教える、旨みを逃さないお米の洗い方

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新米の時期に知っておきたい!プロ直伝「お米のおいしい炊き方」

毎日の食卓に欠かせないご飯が、ふっくらおいしく炊けたら食事の時間がうれしくなりますよね。実は、お米の洗い方や浸水の方法を工夫するだけで、おいしさをぐっと引き出すことができます。新米の時期に知っておきたい、プロ直伝のコツを紹介します。

【画像を見る】知っておきたい、お米の正しい洗い方とお米のとぎ汁の色
レシピを教えてくれたのは、ごはんソムリエの秋元薫さん

教えてくれたのは▷ごはんソムリエ 秋元薫さん
米・食味鑑定士。食品メーカー勤務や料理学校を経て料理研究家として独立。お米のコンテスト「米・食味分析鑑定コンクール」の審査員も務める。
http://www.k-kamado.com/
http://notebook.k-kamado.com/

お米のおいしい炊き方

「炊飯器任せでも満足に仕上がりますが、研究を重ねてたどりついたとっておきのコツで、極上の炊き上がりと時短、両方がかないますよ」(秋元さん)

ご飯が格段においしくなる!「お米のおいしい炊き方」▶プロ直伝のコツ①(⇒次へ)


お米はやさしく洗ってすすぎは2回

力を入れてといだのは昔の話。精米技術が向上している今は、米の高さの半分ほどまで水を注いだら、指を広げて立てて20回、やさしく混ぜながら洗います。さっとすすいでざるに揚げ、同じ作業をもう一度繰り返して。

①お米はやさしく洗って、すすぎは2回。▶プロ直伝のコツ②(⇒次へ)


<ポイント>
水が透明になるまですすぐと、お米のうまみや栄養まで流れてしまいます。水が少し白く濁っているくらいでOK。

②お米のうまみや栄養を残すために、水は少し白く濁っているくらいでOK。▶プロ直伝のコツ③(⇒次へ)


時間のあるときにまとめて浸水

米はまとめて洗い、水にひたして冷蔵すると、しっかり浸水できて、あとがラク&時短に!米2合に対して水2カップをともに保存容器に入れ、翌日中に使いきります。各メーカー推奨の予約時間(冬場で13時間以内)を超えて炊きたい場合にも便利です。

③お米は時間のあるときにまとめて浸水。芯までしっかり吸水できるので炊きたても、さめてもふっくら!▶プロ直伝のコツ④


冷水なら米の表面がやわらかくなるのを防ぎ、芯までしっかり吸水させることができるので、炊きたてはもちろん、さめてもふっくらしたご飯に!

早炊きモードで炊飯時間を短縮

④早炊きモードで炊飯時間を短縮◎▶プロ直伝のコツ⑤(⇒次へ)

事前にしっかり浸水させた米なら、「早炊き」モードでもふっくら炊き上がります。普通炊きモードの浸水工程にかかる時間を短縮している分、時短になるのがうれしいポイント。保存容器に入れたお米を水ごと内釜に入れ、目盛りを見て水分量を加減してから炊いて。

⑤事前にしっかり浸水させたお米なら、「早炊き」モードでもふっくら!▶プロ直伝のコツ⑥(⇒次へ)


<炊き込みご飯の場合>
あらかじめ浸水させたお米を使う場合は、いったん米をざるに上げてから内釜に入れて調味料を加え、浸水時の水(または新しい水)を後から入れ、早炊きモードで炊きます。

お米をさらにおいしく!

古米にはみりんをプラス

⑥古米にはみりんをプラス。みりんのアルコールと糖分が、お米をコーティングして古米特有のパサつきやにおい対策に◎▶プロ直伝のコツ⑦(⇒次へ)

みりんのアルコールと糖分には、米をコーティングし、古米特有のパサつきやにおいを抑える効果が。古米2合につき、みりん小さじ1を加えて炊くと、新米のようなつやと甘みが加わって、ふっくら炊き上がります。

炊く前のお米は専用袋に移して保存

⑦炊く前のお米は「専用袋」に移して保存を。冷蔵庫の野菜室で保存すれば、おいしさが長持ち。

購入時の袋には空気穴があり、入れっぱなしだとお米の酸化や乾燥が進んで味が落ちる原因に。お米の劣化を防ぐ市販の専用袋に移し替え、できれば冷蔵庫の野菜室で保存すると、精米したてのおいしさが長もちします。

* * *

お米をやさしく洗ってうまみを残したり、まとめて浸水して早炊きモードを活用するなど、ひと工夫でご飯のおいしさと時短の両方がかないます。ふっくらつややかに炊き上がったご飯があれば、毎日の食卓がもっと楽しみになるはず。新米が出回る季節にぜひ試してみてくださいね。

レシピ考案・監修/秋元薫 撮影/川上朋子 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt


文=畠山麻美

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