効率＋楽しみ＋美しさ。効率よく家事をするための整頓ルール　忙しいをなくす家事貯金術(19)【連載】

快適に暮らしていくためには、料理・掃除・洗濯・片付けなどの家事は必須。 むしろ、逃れられない作業です。でも「やらないですんだら、うれしい」という人もいると思います。そんな、「好きではないけれど、やらなくてはいけない家事」を、どうすれば効率よく、短い時間で、終わらせることができるのか。

『明日の私を助ける 家事貯金 「忙しい」をなくす少しの工夫』の著者である leaf 河内智美さんは、そのことを徹底的に追求して、浮いた「家事時間」を、自分が家でのんびり過ごすための「家時間」に変えています。家でのんびり休む時間を作る48のアイデアの中から一部を抜粋して、全20回までお届け。今回は第19回目です。

食器や道具はセット収納で効率を上げる

ムダな動きを省き、効率よく家事をするためには、整理整頓のルールが必要だと思っています。私が大切にしているのは「一緒に使うものは一緒に収納する」、「使う場所に使うものを置く」、「選んで使うものはひと目で選べる収納にする」の3つ。

たとえば、パンやお菓子作りの道具はカゴにひとまとめにしておくと、作るときに探し物をすることはなくなります。コーヒーはこの場所で淹れると決めたら、そこに道具をまとめて置いておけば、ムダな動きをしなくて済みます。

そして、その日の気分によって選ぶのが楽しい器などは、全体が見渡せるような収納を。効率＋選ぶ楽しみを加えて、見た目も美しい整理整頓を大切にしています。

著＝leaf 河内智美