「専業主婦は毎日休みみたいなもんで羨ましい」と言う主人。大変さを理解してもらうには？【お悩み相談】

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主人と結婚して1年になります。主人は父の仕事の取引先で働いており、お見合いのような形で結婚しました。結婚する際、主人に「君には専業主婦として家庭のことをしっかりやってほしい」と言われたため、私自身はせめて子どもができるまで働いていたかったのですが、結婚を機に大学卒業後から勤めていた会社を辞め、家事に専念することにしました。この1年、主人の望み通り専業主婦として家事をこなしてきましたが、主人が私や世の中の専業主婦を見下しているようでモヤモヤします。

主人は年齢の割には上の役職についており、私が働かなくてもゆとりある生活を送れています。その代わり仕事は忙しく、平日は朝早く出勤し、帰りも遅いです。私は専業主婦なのですべての家事を行なうのですが、体調が悪い日もあり、家事をこなすのが辛い日もあります。

しかし、主人は「専業主婦が家事を完璧にこなすのは当たり前」と言い、家事はほとんど手伝ってくれません。主人が休みの日に私が家事を済ませて休憩していると、「専業主婦は毎日休みみたいなもんで羨ましいよ」と言われるので、座ってお茶を飲むことすら憚られます。家事は24時間365日休みなくあるし、毎日休みみたいなどとんでもないと私が言っても、「家の中で好きなときに好きなように家事ができるし、多少昼寝したりサボったりしても誰にも文句を言われないんだから、会社で働いている自分と比べれば休んでいるのと同じようなものだ」という持論を覆してくれません。

また、私が主人の意見に少しでも反論すると「これだから世の中を知らない専業主婦は…」と言います。私も結婚する前は正社員として働いていたので、世の中を知らないということはないと思っています。それに、主人の希望で会社を辞めて専業主婦になり、家事も毎日こなしているのに、まるで私が家で一日中だらだらしているかのように思われていて、悲しいし悔しいです。

会社で働いている主人とは違っても、専業主婦だって大変なんだという事を理解してもらいたいのですが、何か良い方法はないでしょうか。

あなたを批判することで旦那さまは自分を励ましている

旦那さまは、誰かをコントロールしたり見下したりすることによって、優越感を得て日々の活力にしたり、自尊心を保っているのかもしれません。そうであれば、あなたが彼の言うとおりに専業主婦になり、家庭で過ごしていることは、彼にとってとても有意義なことなのでしょう。

彼は社会に対して不満があっても、普段なかなか発する機会がなく、あなたを見下すようなことを言ってストレスを発散しているのだと思われます。今は、反論したり、ご自分の大変さを理解してもらおうと言葉を尽くしても言い返されるばかりで余計にストレスがたまる一方になりそうです。

ご主人は、本心では、あなたが家庭のことに専念してくれていることに感謝しているかもしれません。

もし、旦那さまと引き続きうまくやっていきたいと思われるのであれば、旦那さまがあなたにとってそんな態度を取ることを、それだけあなたに心を許している、甘えていると捉えてみるのはいかがでしょうか。そのうえで、あなたは旦那さまの言うことを気にせず、やるべきことをやり、いつでも休憩すればいいのです。

今は「自分のタイミングでいつでも休憩できる立場にしてくれてありがとう」と思いながら、旦那さまが本当はあなたに依存していることに気づくいいタイミングがないか探っていきましょう。

◆回答者プロフィール

CANDACE（キャンディス）

1977年生まれ。アートセラピスト。幼稚園・小学校教諭、心理系資格有。