すっきり暮らしていたつもりでも、さらに快適に スマホひとつで暮らしたい(2)【連載】

キャッシュレス時代に対応するべく、すべてをスマホ1つで管理できる仕組みを作ると、お金の管理がラクになり、結果として自然とお金が貯まっていきます。

半年間のアメリカ生活で、最小限の「もの」で暮らす快適さと、キャッシュレスの便利さを知った『スマホひとつで暮らしたい』(KADOKAWA)の著者。帰国後にミニマリストを目指して実践した数々のアイデアを抜粋して、8回連載でご紹介します。今回は第2回目です。

帰国後はものを減らし、整理収納を工夫する日々


小さい頃から片づけが大好きで、渡米前もすっきり暮らしているつもりでした。しかし、帰国して半年ぶりの我が家に入った途端、ギョッとしました。

「うわっ、なに、このゴチャゴチャ!」「ここに、持って帰ってきたものをしまわなきゃいけないの!?」。アメリカでのミニマルライフに慣れてしまった目には、我が家が余分なものであふれ返っているように映ったのです。

そこで、いらないものを手放すと同時に、片づけをもっと理論的・体系的に学ぶため、整理収納アドバイザーの勉強を始めることに。

会社を退職して夫について行っていたので、そのときの私は専業主婦。でも、再就職したらまた忙しくなることはわかっていたので、効率的に家事ができるよう“生活動線”に合った収納をつくり上げようと思ったのです。

やり方は1か所集中方式。一気にいろんな所に手をつけてしまうと、収拾がつかなくなってしまうからです。収納場所を決めたら、次のステップで進めます。

1、中に入っているものをすべて(←これが大切!)外に出し、いるものといらないものに分けます。このとき迷うものがあったら、「1年保存可能なゴミ箱」へ。

2、いるものを用途別にグルーピングして“仮”置き場を決めます。家の中を1周して、これはどこに置いておくと便利かを考え、その場所にとりあえずしまいます。でも、この段階で収納グッズはまだ買いません。

3、1週間ほどその状態で暮らしたら、“仮”置き場が本当にベストだったかどうかがわかってくるはず。そこで、再度の見直しです。ベスト判定が得られなかったものは、より便利な所、取り出しやすい所に移動させます。

4、いるものすべてのベストポジションが決まったら、ようやくフィットする収納グッズを探して購入。出し入れしやすいように収納して終了です。

ここまでで家の中をグルグルと3周はしたでしょうか。でも、「妥協せずにやっておけば、その後の家事が超スムーズになるハズ」と思って励みました。

結果、家中の6割のものを手放していました。

暮らしが風通しよく、ぐっと快適になったのは、言うまでもありません。

整理収納アドバイザーの飯島彩香さんがアメリカ生活で培った「ミニマル」生活のアイディアをご紹介!


▶我が家のリビングダイニングにはテーブルセットとソファー、グリーン、テレビがあるだけです。

著=飯島彩香/「スマホひとつで暮らしたい」(KADOKAWA)

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『スマホひとつで暮らしたい』
半年間のアメリカ生活で、最小限の「もの」で暮らす快適さと、キャッシュレスの便利さを知った著者が、帰国後に見にまりストを目指して実践した数々のアイデアを紹介。モノを手放す&片付けると、気持ちに余裕が生まれて、目に見えないお金の流れやサービスの整理整頓もできるようになり、便利で快適な暮らしが手に入ります。新元号を迎える新しい時代にぴったりの身軽な域多々暮らし方を提案します。
▼単行本情報Kindle版

■著者:飯島彩香
整理収納アドバイザー。東京都内のマンションで夫とふたりで暮らすフルタイム共働きの妻。小学生のころからの、筋金入りの片付け好き。アメリカでの半年間の暮らしがきっかけで、ミニマリストに目覚める。
▶Instagram:@aya.jima


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