セプテンバーは「7番目の月」なのになぜ9月なのか?/軽傷、重傷、重体はそれぞれどういう意味なのか? 大人の最強雑学1500(25)

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ああ、誰かに教えたい!

社会・文化・歴史・科学・生活・スポーツなど、幅広いジャンルのネタが1500本収録された『大人の最強雑学1500』から、思わず人に教えたくなる「雑学ウンチク」を連載でお送りします。今回は第25回目です!

出典:発売後、続々重版中!思わず誰かに話したくなる「雑学ウンチク」を一挙1500本収録した「大人の最強雑学1500」


セプテンバーは「7番目の月」なのになぜ9月なのか?


英語で9月を「セプテンバー(September)」という。septem はラテン語の「7」で、セプテンバーは「7番目の月」という意味だ。「9」と「7」の〝ズレ〞はなぜ生じたのだろうか。

【画像を見る】セプテンバーは「7番目の月」なのになぜ9月なのか?


現在の暦のもととなっているのは、古代ローマで使われていたロムルス暦。ただしこの暦では、1年はマーチ(March)、つまり、今の3月に始まる10か月だった。セプテンバーは文字どおり「7番目の月」だったのだ。

しかしその後、太陽の周期に合わせて12の月があるヌマ暦が採用され、1年の始まりに二つの月が加わった。そのため、セプテンバーは二つ後ろにずれ、9月の名称になったのだ。

10 月(October =8番目の月)、11月(November =9番目の月)、12月(December =10番目の月)が二つ後ろにズレているのも、同様の理由である。

軽傷、重傷、重体はそれぞれどういう意味なのか?


事故や災害を伝える報道で、「○人が軽傷」「○人が重傷」などという言葉を耳にする。

法的な用語としてこうした用語が使われるのは、警察や民事訴訟の場である。その定義によると、「軽傷」は全治1か月(30日)未満の負傷、「重傷」は全治1か月以上の負傷、「重体」は命に関わるレベルの負傷のことだ。

軽傷、重傷、重体はそれぞれどういう意味なのか?


似たような言葉に軽症、重症もあるが、これは内的な病気も含めた表現だ。救急隊員などが用いる「傷病者重症度分類表」によれば、入院を必要としないものが「軽症」、生命の危険があるものが「重症」。生命の危険はないものの、入院の必要がある場合は「中等症」、生命の危険が切迫しているのは「危篤(きとく)」と分類される。

著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)

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