「×」の字を「ペケ」と読む謎/「おざなり」と「なおざり」の違いを説明できる? 大人の最強雑学1500(24)
ああ、誰かに教えたい!
社会・文化・歴史・科学・生活・スポーツなど、幅広いジャンルのネタが1500本収録された『大人の最強雑学1500』から、思わず人に教えたくなる「雑学ウンチク」を連載でお送りします。今回は第24回目です!
「×」の字を「ペケ」と読む謎
「○」はマルと読み、「×」はバツともペケともいう。このペケの由来で有力視されているのは、マレー語で「不要」「あっちへ行け」を意味する「ペッギ(pergi)」を語源とする説だ。
江戸時代末期、横浜居留地にあった外国商館には、中国や東南アジアを経由して来日した商人たちもいた。彼らが商談する際に使っていた商用語のスラングの中に、売り込みを断られた際などに使う「ペッギ」があった。これが「ペケ」と聞き間違えられ、不要、不良品などの意味になったのだという。
「おざなり」と「なおざり」の違いを説明できる?
おざなりとは、「その場しのぎに適当に何かをする」という意味。「お座敷のなり」を短縮した言葉で、お座敷(宴席)での取り繕ったような言動になぞらえている。
一方、なおざりとは、「すべきことをしないで、ほったらかしにする」ことをいう。こちらは、何もせずに遠ざけるという意味の「直去り」が語源といわれている。
著=雑学総研/「大人の最強雑学1500」(KADOKAWA)
この記事に共感したら
Information
『大人の最強雑学1500』▶掲載話一覧はこちら
『大人の最強雑学1500』
▼『大人の最強雑学1500』amazon▼
▼『大人の最強雑学1500』楽天ブックス▼
▼『大人の最強雑学1500』楽天ブックス電子▼
あなたの博識レベルを上げる!?無敵のウンチクバイブル。
文系理系だけじゃくくれない教養がここにある。
思わず誰かに教えたくなるネタを、テーマ別で一挙収録!
▼Kindle版で読む
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。