もう「冷え」に悩まない!保温力アップする「服の着方」をドクターから教わった
寒いからといって、厚手の服を何枚も着こんでいませんか? 洋服で体を温めるには「薄手のものを重ね、服と服の間に空気の層を作ることが大切です」と、「冷え」解消のエキスパート、石原新菜先生。では、具体的に体のどこをどう保温すればいいか、詳しく教えてもらいました。
【こまめに脱ぎ着して体温調節を】
●服は薄手のものを重ねる。いちばん上は脱ぎ着しやすいベストで
暖房が行き届き、気密性が高い最近の住宅では、衣服を着込み過ぎるとのぼせてしまいます。薄手のものを何枚か重ね着し、すぐに脱げるようにしておきましょう。袖のないベストは温度調節しやすく、動きやすくて ◎。
●首まわりはスカーフやマフラーで冷気をシャットダウン
首を保温すると、血液が温まるだけでなく、のどの粘膜にある「繊毛」という組織を活性化します。繊毛は細かい毛のような形状で、ウイルスなどの異物を捕らえ、体内への侵入を防ぐので、抵抗力の強化にもなります。
●肩凝りは貼るカイロで緩和
肩凝りは、厚着をするよりもピンポイントで温めるほうが効果的。肌着や服の上から、肩に貼るタイプのミニカイロを貼ります。 30分~ 1時間で、血行促進に。 ※長時間貼り続けると、低温やけどのおそれがあるので注意を。
●おなかは必ず腹巻きでガード
おなかや背中などの中心部が冷えると、体は末端の熱を中央に集結させ、内臓を優先的に温めようとするため、手足の血行が悪くなります。そのため、冷えを感じやすくなることも。できれば通年、特にこの時期は腹巻きで温めて。
●袖口のすぼまった服で保温力をアップ
服選びのときに意識することが少ない「袖口」ですが、すぼまったもののほうが、保温性は高め。袖口があいているとそこから冷気が入り、知らないうちに体を冷やしてしまうのです。手首につける「手首ウォーマー」も効果的。
●地面から上がってくる冷気をブーツやソックスでカット
体の末端にあり、地面の冷気とじかに接する足は、体の中でも特に冷えやすい部分。必ず靴下を履きましょう。冷えやすい人は、発熱タイプのタイツ、レッグウォーマーもおすすめ。外出時はブーツでしっかり保温しましょう。
早速実行して、「冷え」にさよならを!【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
Information
医師。イシハラクリニック副院長。日本東洋医学会会員。西洋医学に漢方医学、自然療法、食事療法を取り入れた治療に当たる。近著に『しょうがで体温を 1度あげる』(主婦の友社)。
イラスト=モリナオミ 編集協力=中村 円
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