ドライ納豆、スイカチップス!? 味や食感が想像つかないユニークなお菓子いろいろ【KALDI】

このご時世、基本的に食材の買い出しはあらかじめ必要なものをリストアップして出かけますが、仕事や用事で外出した際は、街を歩いていても何か変わった or おいしそうな食べ物はないかな～？と目を光らせています。

仕事先からの帰路途中にある【KALDI】も、その一店。店頭に目新しい商品が並んでいたり、ほかのお客さんが躊躇なく手に取ってカゴにドサッと入れている商品があったりすると、試さずにはいられません。

しかも、それがどんな味＆食感なのか、商品名やパッケージから想像がつかないとなるとなおさら！　これは実食レポするしかない！と、今回は気になった商品を紹介します。

購入したのは「噛んで食べる塩梅キャンディ」80g 213円、「どらい納豆　うす塩味」40g 250円、「まるごとスイカチップス」40g 289円、「水溜食品　九州産干し大根　ぽりぽり　醤油味」60g 267円の4品。

どれもネーミングからして、え、どんな味なの？と興味をそそられるものばかり。

店員さんが品出しした途端、2～3人のお客さんがサッとカゴに入れていたのが「噛んで食べる塩梅キャンディ」。
【KALDI】のこだわりブランド「もへじ」の商品です。

POPには「サクッと噛んで食べられる、新感覚のキャンディです」という紹介が。梅好きとしては味はもちろん気になりますが、「新感覚」という点も見逃せません。

パッケージを開けると、1粒ずつ個包装された袋が20個入っていました。

1粒は直径約15mm、と小さめ。
ポイッと口に放り込むと、たちどころに梅ならではの酸っぱさがフワ～ッと広がります。クセのない、おいしい梅味で甘みもほどほど。

で、カリッと噛んでみると、中からしょっぱい塩ペーストが溶け出して梅味と混ざり合い、なんともいえないいい塩梅（あんばい）に！

見た目も口に入れた時点でもキャンディなのに、カリッと噛んだ瞬間、ラムネっぽく変身するというか。カリカリ食べているうちにあっという間になくなってしまうので、思わず次の1粒に手が伸びてしまったほど。

酸っぱさとしょっぱさのバランスが絶妙なうえ、食感も楽しいので、梅干し好きだと1袋一気にカリカリ食べちゃうかも!?　

これから水分とともに適度な塩分＆糖分補給が重要になってくる時期なので、外出時はバッグに入れておいたり、室内で過ごすときも見える所に器に入れて置いておくなど、熱中症対策としてもおすすめです。

「どらい納豆　うす塩味」も、店に行くたび、ほかのお客さんが買っているのを見かける商品。
こちらも「もへじ」ブランドで、国産大豆100%使用。

パッケージ裏側には「納豆を減圧フライ製法により食べやすくしました」と書かれているのですが、納豆好きとしては、だって糸引かないんでしょ!?　乾燥させる意味ってあるの？？？などの思いが頭をよぎったりして（笑）。

見た目も大豆を煎った感じだしなぁと思いながら開封してみると…、あらま、ビックリ！　ふわわ～んと納豆の香りが漂ってくるではありませんか。

味は煎り大豆とどう違うの？と食べてみると、香ばしくておいしい～！　大豆の味ではあるのですが、旨みがギュッと凝縮されていて、薄い塩味がそれを引き立てている感じ。

しかも、ポリポリ食感を楽しんでいるうちに後味にほんのり納豆の存在が感じられ…。
いやいや、ねばねばの糸が引かないだけで、確かにこれは納豆だわ！と感激したりして（笑）。

「たまに無性に納豆が食べたくなるのよ～」という海外暮らしの友人に送ってあげたら喜ばれそう。
とはいっても、ご飯のお供にするには無理がありますが、オヤツやビールのお供にしたり、小腹がすいたときのヘルシーなおつまみにするには最適！

「わさび味」も隣に並んでいたので、ぜひ次に挑戦したいと思います。

「水溜食品　九州産干し大根　ぽりぽり　醤油味」は、干し大根のしょうゆ漬けをおつまみ風に個包した一品。
パッケージにドカンと書かれた「ぽり×２」が店頭で目立っていました。

切り干し大根の煮物やたくあんなど「干し大根」系は好物なので、おつまみ風とはどんなアレンジなのか気になります。

パッケージを開けると、一切れずつ個包
装された袋が12個入っていました。

一切れの長さは約4cmとどれも同じですが、太さ（幅）はまちまち。天然の干し大根を使っている証拠ですね。

さて、漬物（たくあん）とどう違うのかな？と食べてみたところ、ポリポリした食感の楽しさにニンマリ。しっかりした歯応えは、まさに干した大根を齧っているよう。

味は九州のしょうゆらしく甘みが強く、後からしょっぱさが追いかけてきます。2～3個続けて食べていくうちに、口内にピリピリした辛さが残るのは大根の辛みでしょうか。
そして、猛烈にビールが欲しくなり…！

ご飯じゃなくて、アルコール類が欲しくなるあたりが、おつまみアレンジの妙なんだなぁ、と納得。
お酒のおつまみにはもちろん、ちょっと何か食べたい口寂しいときや、塩気のあるものが欲しいときなどに、あるとうれしい一品です。

最後は「まるごとスイカチップス」。
パッケージに書かれた「スイカだけの甘み！」「1袋に小玉スイカ1個分」の文字に、え…スイカって乾燥させたらどうなるの？と好奇心が激しく刺激され…。

パッケージを開けてビックリ！　ザラザラと出てきたのは、スライスした小玉スイカをそのまま乾燥させたシロモノ。種も皮に近い白っぽい部分もそのまんま！

まさに名称「乾燥果実」、原材料「すいか」に偽りナシ！なのですが、ビジュアルからしてド肝を抜かれるほどのインパクト。

さてさてチップス感はいかに？と食べてみると、見た目のカラッパリッとは裏腹に粘度がかなりある商品！
パッケージ裏面の注意点に「粘着性のある商品のため、歯科治療材が取れる場合がありますので、ご注意ください」と書かれているのにも納得です。

でも、種が残っているチップに当たると、粘度の中にカリッコリッと違った食感が出現して楽しくなってきます。

味はスイカ本来の薄～い甘みなので、のどが乾くことなく自然の糖分をとることができるのは嬉しいかも。
しかも、パッケージ裏には「1袋に生食用トマト6個分のリコピンが含まれています」という説明書きが！　無添加でリコピンたっぷりなんて、ヘルシーさも◎です。

好奇心から食べてみるだけでも話のタネになりますが、キャンプや山歩き、ハイキングなどレジャーやドライブのお供にもいいと思います♪

オンラインショップから購入できるものもあるので、気になった商品はぜひチェックしてみてください。
百聞は一食にしかず、ですよ～！

文＝カッパスキー