実はとっても身近!夫の故郷・アラスカやアラスカシーフードの魅力をたっぷりお届け
こんにちは、イラストレーターのざわじまれなです。
夫はアメリカのラストフロンティアと言われる、アメリカ・アラスカ州出身。
突然ですがみなさん、アラスカというと、何を想像しますか?
オーロラ?サーモン?熊…?
日本から約5,550キロ離れた、北アメリカ大陸の北西部にあるアラスカ州。
実はわたしも夫と出会うまで、具体的なことを何もイメージできないほど遠い存在でした。

でも、実際にアラスカを訪れて現地の文化に触れてみると、日本との意外な繋がりや、たくさんの魅力に気づきました!
今回はそんなアラスカの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。
アラスカってどんなところ?
アラスカは北アメリカ大陸の北西端に位置し、東側はカナダと接しています。一つの国が他国をまたいで位置しているなんてなかなかイメージしにくいですが、そのスケールの大きさも含めてアメリカらしいですよね。
現在日本からアラスカ行きの直行便はないため、アメリカの他の都市を乗り継ぐ必要があり、たどり着くまでにはなかなか時間がかかります…。一般的にはアメリカ西海岸のシアトルで乗り継いで、13時間ほど。

かつては、ヨーロッパに行く際、燃料補給のためにアラスカの一番大きな都市・アンカレッジの空港を経由する必要があったので、一旦アンカレッジ空港に降りて免税店やレストランを楽しむ時間があったそうです。
現在は旅客機の性能が向上して航続可能距離が伸びたため、アンカレッジを経由することはなくなりましたが、意外とアラスカの地に降り立ったことのある日本人は多いのです!
アラスカはアメリカ50州の中では一番大きく、日本がまるまる4つ入るほどの国土面積を持っています。それに対して人口は、アラスカ全土を足しても高知県の人口とほぼ同じ。人より動物の方が圧倒的に多いです。
年間の最低気温は、北部だと-50度~-30度になることも。北海道出身の私は寒さに割と耐性がある方だと思っていたのですが、アラスカ北部を訪れた際には別次元の寒さを経験し、二度と耐性があるなどと言わないようにしようと強く思いました。
最高気温は20度くらいなので、夏はとても過ごしやすいです。アラスカに行くなら夏がおすすめ!

北海道をはじめ、日本の8つの都市がアラスカと姉妹都市関係にあります。交換留学もさかんで、夫とも、私が通っていた北海道の大学に夫が留学生としてやってきたことがきっかけで出会いました。
夫の実家もあるアンカレッジには、日本食が買えるスーパーやレストランに加え、日本のアニメショップなんかもあり、日本の文化を身近に感じることができます。

アラスカの暮らしってどんな感じ?
アラスカでは、とにかくアウトドアな日常を過ごすことになります。
夫の実家は森の中にあるので、犬の散歩すらちょっとしたハイキングです。

みんな釣りも大好きで、ダウンタウン付近を流れる川でもたくさんの人がサーモンを釣っています。船に乗って巨大なオヒョウ・ハリバットを釣りに行くこともあります。
こうした個人的な釣りもライセンスが必要な「スポーツフィッシング」として扱われるため、それぞれ「Fishing Ticket」を購入して楽しんでいます。持ち帰っていい魚のサイズや尾数が決まっているなど、魚の獲り過ぎを防ぐための様々なルールがあり、アラスカの漁業管理の徹底ぶりがわかります。
週末は登山をしたり、キャンピングカーでちょっと遠出をしてみたり。
普段インドア生活を送っている私にとっては何もかもが新しい経験でした。
そしてなんと言っても、一年を通して様々な動物に出会うことができます。街中にムース(ヘラジカ)が現れたり、ピクニック中にグリズリー(ハイイログマ)を目撃したり、ドライブ中に岩場にシロイワヤギが現れたり…海沿いでは、運がよければクジラを観測できる場所もあり、自然のサファリパークのようです。
アラスカの人々にとって、自然は生活の基盤であり、動物たちも生活の一部です。そのため、自然や動物を大切にする文化が根付いています。
夫が昔働いていたアラスカ動物園の動物たちは全てが保護動物であり、夫も飛べなくなったカラスの飛行訓練などを行っていました。

アラスカは暮らしぶりそのものがサステイナブル!
アラスカの人口の約15%は、イヌイットをはじめとする先住民です。彼らは厳しい自然環境の中で生き抜くために、自然のサイクルや生態系を深く理解し、生き物や自然を単なる資源としてみるのではなく、互いに協力して生活するもの、という価値観をもっています。
その考え方はアラスカで生活する人々にもしっかりと受け継がれています。
特に主産業である漁業では、アラスカは州をあげて持続可能(サステイナブル)な取り組みをしており、生態系に悪影響を与えないこと、乱獲しないこと、この2つのルールを州の憲法で定め厳格に守っています。
厳しい漁獲管理だけではなく、地方の漁業コミュニティの活性化、水産資源の有効利用などの様々な取り組みにより、この先も長く持続できる漁業の形を実現しているのです。

アラスカは氷河、山脈、オーロラ、原生林、手つかずの海、そして絶妙なバランスで人と共存する生き物たち。その全てが圧倒的で、自分が小さく感じられる場所です。ワイルド=荒々しいだけではなく、厳しい環境だからこそ、人とのつながりや自然へのリスペクトを大切にしています。自然と共生しながら命をいただく、アラスカの人々の暮らしぶり自体が、「サステイナブル」そのもののなんですね。
そんな愛すべきアラスカを私たち日本人が手軽に、身近に感じられるのが、アラスカ産シーフードです。これまで紅鮭やスケソウダラ、銀だらを紹介してきましたが、たらこや明太子、縞ホッケ、赤魚、カレイやカレイ類の縁側、カニ、数の子、にしんなど、私たちの日常の食卓に馴染みのあるアラスカ産シーフードはまだまだたくさんあります。

アラスカの大地や海の恵みを存分に蓄えたシーフードは、絶品ぞろい。興味がわいてきたら、まずは「アラスカ産シーフード」を食べて、アラスカをもっと身近に感じてみてくださいね!

作=ざわじまれな
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ざわじまれな

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