夫が病気のため無職に。今後の生活のためにバイトから正社員に転職すべき?【お悩み相談】

■相談者プロフィール

あき(38歳女性)

社会保険なしのパート勤務をしている兼業主婦です。正社員で働いた経験がありません。

お悩み相談


今までに正社員として働いたことがありません。現在は社会保険なしのアルバイトをしている38歳の兼業主婦です。学生時代、病気になったことで学校に通うのが難しい状態になって留年。卒業できるかどうかもギリギリの状態でした。
とても就活をする余裕はなく、また正社員として働ける状態でもなかったため、やむを得ずアルバイトとして働いていく道を選びました。それから転職したことはありますが、雇用形態はずっとアルバイトのまま、今に至ります。

独身時代は社会保険に加入していた時期もありましたが、勤務時間が長くなったことで体調が悪化してしまいました。そのため結婚後は勤務時間を減らして夫の扶養に入ることになり、短時間だけ働く生活をしていました。

ですが現在、同い年の夫は病気療養中で無職です。療養に入った当初は、夫が働き始めたらまた扶養に入れてもらう予定でした。しかし、なかなか働ける状態に回復しません。もし働き出したとしても、将来的に安定して働くことができるのだろうかと不安になってきました。また、厚生年金ではなく国民年金のため、老後のお金が足りるかという心配も出てきました。

気づけば私自身も40目前。転職できるギリギリの年齢は40歳までと聞いたことがあり、非正規・社会保険なしという今の働き方を続けるか悩んでいます。
ただ私もまだ通院治療中のためフルタイムで働ける身体ではありませんし、自分の通院や夫の病院の付き添いをするため、平日に休みが必要です。一般的な土日休みの会社で正社員として働くのは無理ですし、そもそも正社員経験のないアラフォーを採用してくれる会社を見つけるのは難しいだろうと思っています。

今後の自分の働き方について、アドバイスを頂きたいです。

体調に合わせて、少しずつステップアップしましょう


あきさんご自身も体調がよくない中、ご主人様の療養サポートもされてご不安だと思います。学生時代からのご持病がある中で、アルバイトだとしても働き続けているご自分を褒めてください。

ご主人の体調がいつ回復されるのか分からないため、今後の生活について心配になるお気持ちはよく分かります。転職は40歳までといわれていた時期もありますが、今までの経験を活かせる職種だと年齢の影響は少なくなってきています。

そうはいってもご持病やご主人の通院サポートを思うと、あきさんが急に正社員として勤務することは負担が大きいかもしれません。非正規雇用でも就業時間の条件をクリアできれば、厚生年金の加入は可能です。詳しくは自治体の窓口に相談したり、政府広報オンラインなどのホームページをご確認ください。

しかし今、考えておきたいのは、ご主人が療養中のため、あきさんの収入でお2人の生活を保てるかという問題です。あきさんが無理して勤務するとご持病を悪化する可能性があるので、まずはお2人の最低限の生活を安定させるためにも、最寄りの役所に就労や生活の相談をしてみてはいかがでしょうか。
「生活困窮者自立支援制度」など、お2人の状況で行政支援を受けられる可能性を確認してください。

今後の働き方ですが、あきさんの体調と勤務時間のバランスが重要です。現在の就業環境に慣れていると思うので、現在の勤務先で社会保険の加入対象まで勤務時間を増やす選択肢もあります。ご自身の体が何よりも大切です。無理をせず、まずは行政のサポートを受けながら、できることからはじめてみてくださいね。

■回答者プロフィール
桜川 真愛

キャリア形成に関する相談が得意。相談者にとって最適な働き方を提案します。

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