昼間助けていただいたねこです 「ねこの恩返し」/ねこむかしばなし(15)

ねこむかしばなし 15話
もしも、誰もが知っているあのお話にねこが登場したら…?
桃太郎、シンデレラ、一休さんなど、誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦!?
昔話にかわいらしさ、ふてぶてしさ、愛くるしさを兼ね備えたねこたちが加わることで、物語は新たな展開に!
童話×ねこの癒やし系ねこまんが『ねこむかしばなし』から、思わずニコニコしてしまうお話をお送りします。今回は第15回です。
※本作品はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』から一部抜粋・編集しました
◆ねこの恩返し

◆元となったむかしばなし
鶴の恩返し
むかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました。冬のある日、おじいさんが山に入ると罠にかかり動けなくなった鶴がいました。助けてあげると鶴は一礼して去っていきます。
するとその日の夜、美しい娘が「泊まらせてもらいたい」と、おじいさんとおばあさんの家に訪れました。2人は快く迎え入れましたが、娘から「お返しに反物を織ります。この戸は決して開けないでください」と言われてしまいます。その反物を売って2人は裕福になりました。
ある日、2人は娘が織っている姿が気になり、戸を開けてしまいました。するとそこには罠から助けた鶴がいました。正体を見られてしまった鶴はそのままどこかに飛び立ってしまいました。
◆笠地蔵のねこ

◆元となったむかしばなし
笠地蔵
むかしあるところに貧しくも心優しいおじいさんとおばあさんがいました。
ある大晦日のこと、2人は笠を作り、それを売ってお正月用のお餅を買おうと考えました。笠を持っておじいさんは街へと出かけましたが、笠は1つも売れませんでした。
その帰り道、おじいさんはお地蔵さんの前を通ります。おじいさんは「お地蔵さんも寒いだろう」と笠を被せてあげました。家に帰っておじいさんが申し訳なさそうに事情を説明しますが、おばあさんは何も気にしていませんでした。
その夜、扉の向こうから音が聞こえました。開けてみるとそこには金銀財宝が置かれ、遠くにはお地蔵さんたちの背中が見えました。2人は幸せな正月を迎えることができたのでした。
著=ぱんだにあ/『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募
「本坊酒造「桜島 年号焼酎 2025 年」」
旬を味わう♪ 2025年収穫の新鮮なさつま芋で造られた秋季限定新酒
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
コミックエッセイランキング
-
1位友人と一緒に住む独身女性。見切り品を見て思うのは「自分に重なって見える」/Untitled Flowers ~卵を産まないわたしたち~(1)
-
2位「おばあちゃんが一番大好き」孫の作文をきっかけに息子夫婦とは微妙な関係に...【みなさんの体験記】(20)
-
3位生活費をまともに渡さずキャバクラ通いの夫。食事にもケチをつけてきて…/モラハラ夫から助けてくれたのは反抗期の息子でした(3)
-
4位不釣り合いなんて他人が決めることじゃない。学生時代の白川さんに届いたラブレター/メンタル強め美女白川さん1(13)
-
5位これってモラハラ?慣れすぎた夫の暴言に、友人から指摘が/モラハラ夫から助けてくれたのは反抗期の息子でした(4)
コミックエッセイをもっと見る
作品を検索する
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細


