想像できる?1日200円未満で生活する貧困生活/数字でわかる! こどもSDGs(6)
「こども地政学」「こども統計学」シリーズ累計12.5万部突破!著:バウンド 監修: 秋山宏次郎による、『数字でわかる! こどもSDGs 地球がいまどんな状態かわかる本』では、わかりやすいイラストやクイズを通してSDGsを解説してくれています。今回は「 想像できる?1日2000円未満で生活する貧困生活」のパートをお送りします。
※本作品は著 バウンド・監修 秋山宏次郎の書籍『数字でわかる! こどもSDGs 地球がいまどんな状態かわかる本』から一部抜粋・編集しました
1日200円未満で生活するこどもは世界に何人いる?

インドの首都デリー郊外のごみの山で、売りものになるごみを集めている貧しい少年。生きるためにこのような場所で働いているこどもがたくさんいます。
考えてみよう
・1日200円しか使えない生活をイメージできる?
・「極度の貧困」に陥る原因を調べてみよう
6人に1人のこどもはギリギリの生活
SDGsには17の目標がありますが、その目標1は、「貧困をなくそう」です。具体的には、「2030年までに、あらゆる場所で極度の貧困を終わらせる」ことを目標にしています。
いくつかある貧困を測る指標のうち、代表的なものが「国際貧困ライン」です。2021年4月現在、1日1.90ドル(約200円)以下で生活する人が「極度の貧困(最貧困層)」とされています。1日200円ですから、1カ月で約6000円(=200円×30日)で生活しなければならないということです。
2020年10月には、UNICEFなどによって世界のこどもの約6人に1人(3億5550万人)が国際貧困ラインを下回る生活をする「極度の貧困」状態にあると発表されました。
自分でお金を払っていないと気づかないかもしれませんが、私たちの暮らしには食費はもちろんのこと、家賃、光熱費、インターネット代、習いごとの月謝など、いろいろとお金がかかっています。1日200円未満の生活をイメージできますか。

「極度の貧困」のこどものエリア別の割合(2017年)

極度の貧困に陥っているこどもは、約3分の2を占める「サハラ以南のアフリカ」と、貧しいこどもが多いインドを含む「南アジア」で全体の83.9%を占めています。
著=バウンド・監修=秋山宏次郎/『数字でわかる! こどもSDGs 地球がいまどんな状態かわかる本』(カンゼン)
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